読書感想日記

最近読んだ本の感想

「猫のお告げは樹の下で」 青山 美智子著 宝島社

2020-09-26 15:57:38 | 小説
 神様から頂戴できる、言の葉。
 激しい嵐や、壁に道を阻まれたり、転んで怪我をしたり、大切なものを失くしたり…
 弱音を吐けず心が折れそうなとき、そっと言の葉をいただけたら、きっと頑張れる。
 私に言の葉はありませんが、明日も頑張ってみよう、と心を温めていただきました。
 

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「怪物の木こり」 倉井 眉介 著 宝島社

2020-09-26 15:10:57 | 小説
 頭脳明晰で、常にクール。
 彼らは他人のことなど全く気にせず、自分の思うとおりに生きて行ける。
 そこに必要なものは、単なる冷徹さではなく、特殊な性格である。
 その異常さに自ら気づき、感情というものを知った後に…
 とても読み応えのある作品でした。

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「カフーを待ちわびて」原田 マハ 著 宝島社

2020-09-17 21:04:56 | 小説
 一つ一つの言葉が優しく、頭の中で見事に映像化され、表現が適切なのかわかりませ

んが、映画を読んでいるという感覚でした。

 じれったくなるほど不器用な彼。

 見守る仲間やふるさとは、どこまでもあたたかい。

 優しく、そして切ない…でも、希望を見いだせる…とても素敵な作品でした。
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「むかしむかしあるところに、死体がありました。」青柳 碧人 著 双葉社

2020-09-08 14:22:09 | 小説
懐かしいお話の、隠された物語。

誰もが知っているであろうキャラクターたちのアリバイや心の声。

桃太郎のお話は、少し胸が熱くなり、そして切なくなりました。

楽しいひと時をありがとうございました。
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