久々に雑誌を買ってみた。「GINGER」という女性誌を。
なのに興味が湧いたのは、水着とユニクロのリネンシャツだけ。
でも、大好きな作家、山田詠美のエッセイを発見し、ちょっとホッとする。
お題は、『磨き、磨かれ』。ちょいと抜粋してみましょ。
「自分を磨く。確かに必要なことかもしれないけど、
私は、この言葉を臆面もなく使う女が苦手である。」
・・・なんかわかるなぁ。まわりには今のところいてないけど。
「ダイエットに励んでー、エステ行ってー、メイクに気をつかってー・・・、
そういうことに時間とお金を費やすのを磨くとは言わない。
それらは、たしなみとかメインテナンスとか呼ばれるもの。
磨くものが「カラダ」なら、人前で口にせず、こっそりとやるべき。」
・・・確かに。こんなブログ書いてるし、私も気をつけないと。。。
「目指すべきは、磨く女ではなく、磨かれた女である。
年月や経験が引き寄せた、かけがえのない“やすり”に身を委ねた人のことだ。
時には、一冊の本が、そのやすりの役目を果たすこともある。
あるいは、音楽、映画。
けれども、もっとも有効なのは、人である。
本当の意味で人を磨くのは、他者の手である。・・・」
・・・やっぱり山田詠美はいいなぁ。
自分一人で出来ることなんて、たかが知れてるもんね。
出会いは本当に宝だと思う。それが例えば、ほんの一瞬の出会いでも。
色んな考え方、人生を知ったり、ふとした言葉に大きなパワーをもらえたり。
それが“やすり”になってるんなら尚更、全ての出会いに感謝
Make Me Sick
初期のエッセー本だけれど、私はコレが一番好き。
時折、ポン姉さんの言葉を読みたくなります。
GINGER、私も早速チェックしてみますね。
写真と内容が一致しておらずスミマセン^^;
しかもコレ、実は読んだことなくて…
今から買いにいってきます!(笑)
GINGERは最近になって創刊されたみたいです。
服よりインタビューとか活字の方が多くて、
意外と見応えありましたよ