その子持ちアユの燻製づくりをご紹介いたします。この日は外は雨ですので、軒先での燻しました。
その前に、どこから手に入れるかです。なかなかスーパー等には売っていません。
私は道志の養魚場からいただきました。(いつもいただくばかりです)
それは作業服などを女房に直してもらうための、まぁ~物々交換のようなものです。
先ずは水洗いして、アユ表面のぬめりを取り除きます。子持ち部分に傷をつけないように腹を裂きます。
慎重に腹を裂いて、内臓やエラなどを指先で取り除きます。血合いも指でこすりながら除きます。
粗塩(あらじお)をまぶして、1時間くらい放置(寝かせます)いたします。
そして、ペーパーキッチンなどで水気を丁寧に取り除きます。
腹の中まで燻すため、楊枝を使って腹を開きます。
そして、この時には味塩(あじしお)を全体にまぶします。子持ちの部分もです。
味塩はマイルドな味ですので、仕上がりが美味しく出来ます。何度も経験からです。
結果2種類の塩を使いました。
吊るすにあたって本来はエラにかけた方が見栄えはしますが、子持ちで重いので身に串を刺して吊るしています。
さぁ~準備ができました。あとは燻製器にかけます。
先ずは70~80度で1時間程度乾燥させます。
その後、魚ですので今回はヒッコリー(オニグルミ)のチップで約50分くらい燻しました。
燻すチップの上にザラメを置きます。(照りを出すためです)
良い香りがします。上手く出来ているような予感もあります。
子持ちアユの燻製が出来上がりました。塩気もほど良く美味しく試食いたしました。
近くにある笹を敷いて上に乗せました。もちろん、乗せる板は自作です。
先ずは、子持ちアユの燻製づくりをご紹介いたしました。
いろいろな失敗?をして、今ではいつでも美味しくいただけるようになりました。
強火で温度が100度近くになると焦げますので注意してください。
Hiro