路上で69歳の老人を殴って死亡させたとして千葉県の19歳の少年が先月28日に逮捕された。
事件の顛末はこういうことだ。老人が犬を連れて散歩をしていた。後ろから来た自転車の少年がベルを鳴らしたが老人は道を譲らなかった。追い抜いてから少年が老人を睨み付けたことから口論になり、老人は顔などを殴られて転倒して死亡した。
この事件の最大の留意点は、少年が道路交通法を知らないことだと思う。歩道の優先権は歩行者にありその同伴者であるペットにも多分認められるだろう。優先権を持つ歩行者に道を譲るように強いることはできない。違法行為をした者が適法者を睨み付けるなど以ての外だ。これは泥棒が被害者に悪態を吐くような行為であり、老人が怒るのは至極当然のことだ。
早い者に優先権があると思うのは間違いだ。路上だけではなくプールでも時々見掛けるが、早く泳ぐ人は遅い人を馬鹿にして邪魔者扱いをすることがあるが、前を泳ぐ人に優先権がある。後ろから追い付いた人が方向転換をするのが正しい対応だ。
歩行者が2列・3列に並んで歩いていればベルを鳴らして警告することまでなら許されよう。しかし道を空ける義務は多分無かろう。歩行者が道を譲らなければ自転車は車道に逃れて通行せねばならない。
犬を連れた老人の場合、犬と縦一列に並ぶことはかなり難しい。横に並んだままで歩くことはやむを得まい。追い抜きたいのなら自転車の側に回避義務が生じ、車道へと迂回して走らねばならない。
違法行為をしながら自分が正しいと思っている者は迷惑極まりない。法律を学ぶことは国民の義務だろう。自転車事故が多いのは道路交通法を知らない人が多過ぎることが大きな要因になっている。
事件の顛末はこういうことだ。老人が犬を連れて散歩をしていた。後ろから来た自転車の少年がベルを鳴らしたが老人は道を譲らなかった。追い抜いてから少年が老人を睨み付けたことから口論になり、老人は顔などを殴られて転倒して死亡した。
この事件の最大の留意点は、少年が道路交通法を知らないことだと思う。歩道の優先権は歩行者にありその同伴者であるペットにも多分認められるだろう。優先権を持つ歩行者に道を譲るように強いることはできない。違法行為をした者が適法者を睨み付けるなど以ての外だ。これは泥棒が被害者に悪態を吐くような行為であり、老人が怒るのは至極当然のことだ。
早い者に優先権があると思うのは間違いだ。路上だけではなくプールでも時々見掛けるが、早く泳ぐ人は遅い人を馬鹿にして邪魔者扱いをすることがあるが、前を泳ぐ人に優先権がある。後ろから追い付いた人が方向転換をするのが正しい対応だ。
歩行者が2列・3列に並んで歩いていればベルを鳴らして警告することまでなら許されよう。しかし道を空ける義務は多分無かろう。歩行者が道を譲らなければ自転車は車道に逃れて通行せねばならない。
犬を連れた老人の場合、犬と縦一列に並ぶことはかなり難しい。横に並んだままで歩くことはやむを得まい。追い抜きたいのなら自転車の側に回避義務が生じ、車道へと迂回して走らねばならない。
違法行為をしながら自分が正しいと思っている者は迷惑極まりない。法律を学ぶことは国民の義務だろう。自転車事故が多いのは道路交通法を知らない人が多過ぎることが大きな要因になっている。