2020年5月18日
松本市長 臥雲義尚 様
社会民主党松本総支部
代表 中川博司
新型コロナウイルス感染症対策についての提言その2
連日新型コロナウイルス感染症対策にご尽力をいただいていますことに感謝を申し上げます。市民の命と暮らしを守るため以下の項目について提言要望いたします。
【医療・感染症対策関係】
1、松本市立病院の医療従事者の免疫力と健康状態を維持するために、休憩室の冷房設備の設置など労働環境・労働条件の確保をはかること。
2、最前線で感染者と対応する病院職員が自身の感染や家族への感染の恐れがある場合には医療従事者の宿泊場所を確保し全額負担すること。
3、PCR検査機の導入に伴い、人員を増やして対応すること。
4、感染症の入院患者のタオル・寝間着などを完全公費化すること。
5、新型コロナウイルス感染症による、妊婦および生まれてくる子どもの安心・安全、更に、産科医の医療体制を守るため、出産前の全妊婦を対象としたPCR検査を実施すること。また検査の費用は全額公費負担で行うこと。
6、消毒液が不足する場合、松本市水道局から調達すること。
【生活支援】
7、支払猶予の適用だけではなく、災害と減収・り病などに対応する自治体の「減額免除制度」を適用すること。
8、就学援助受給世帯に給食費分の現金給付を行うこと。
9、一人暮らしの高齢者やひきこもり、障害者世帯などの状況調査を行なうこと。
【教育関係】
10、学校休業に伴い、ネット環境の有無などによる学力差が生じないよう取り組みを行うこと。
11、社会体育再開に向けた感染症対策の指針を示すこと。
12、信州大学や松本大学、専門学校などの学生の状況を把握し、必要な支援を行うこと。
【経済・雇用関係】
13、公共交通事業者の状況を調査し、必要な支援を行うこと。特にタクシー業界はひっ迫しており、早急な対応が必要である。
14、文化・芸術家への松本市独自の支援を行こと。
【その他】
15、市の労働安全衛生委員会の機能の充実と職場巡視を行うこと。
16、市役所等の定期健康診断は早期に行うこと。
以上