

奈川を一日あいさつ回りをした後、「中川博司が語る会」を開催。土曜日ということもあってか、ワラビを取りに来ている方や、岩魚を求めてきている人など様々な皆さんとお話をしました。若い人が、ここで暮らして生きていくことができることが容易ではないが、がんばっている皆さんともお話ができました。
そんななかで考えさせられたのは、「平成の大合併とはいったい何だったのか?!」ということ。合併前から過疎が進んでいた村が、合併によってさらに過疎が進む傾向にはなっていないのか!どこに住んでいようとも同じ人間として、当たり前に暮らしていくことができる政治を実現しなければならない。地方交付税の削減というムチと合併すれば削減せずに合併特例債というアメで市町村合併を進めてきた国・総務省は、いったい何のために進めてきたのか、地方財政の基盤強化といってきたが、そこに住む人の暮らしこそが優先されるべきであった。すべてが効率化ではすまされない現実がここにまた一つある。
明日は飯綱町で「語る会」を開催します。