パンダの赤ちゃん誕生

上野動物園のパンダシンシンに赤ちゃんが誕生したという。
あまりよい話が無い中、またパンダ景気にでもなればと喜んでいる。
それはそれとして、中国から、高い賃料でパンダを借り、日本で赤ちゃんが生まれても日本のものにならないというのが、なんとも歯がゆいというか、納得できない感じがするけれど、仕方のないことなのだろうか。

東電値上げ9％に圧縮

マスコミによっては、東電の値上げを9％に圧縮し、9月に先送りしたように書かれている。
しかしながら、これについても、例の八百長のような気がしてならない。
経産省から、少し高めで出すように指示されており、それに経産省が文句を言う形で、値上げ幅を少し圧縮し、値上げの時期も遅らせることにより、国民の不満が出ないようにしているとしか思えない。
というのも、福島第2原発に2000人もの東電の人が働いて、補修点検をしているという事実があるからである。

原発事故は人災

国会事故調査委員会が、最終報告を提出し、その中で、原発事故は人災だとしている。
しかしながら、いくつかの点で不満が残っていることも事実である。
清水社長が撤退を申し込んだ件についても、コミュニケーションの問題に矮小化している。
元総理でも証人に呼び出せる権限があるのであれば、東電の隠している資料を全部出させ、清水社長は、このように言っているのだから、全面撤退ではないといわなければ、納得できない。
また、原発事故が、人災であるならば、すべての原発は稼動できないはずだけれど、すでに大飯原発は十分な手当てもなく、再稼動している。
もちろん、事故調に再稼動をとめる権限はないけれど、原発事故が人災であるならば、再稼動に対しても、強く警鐘を鳴らすべきだと思う。