川柳

まだ若いお世辞といえど湧く闘志

居ついてしまった野良猫

ビニールカバーをかけた車椅子が、庭においてある。
そのカバーに最近、５ミリくらいの穴がいっぱい開いていることに気づいた。
妻が何の穴だろうねと言う。
今朝、薄暗い６時頃新聞を取りに玄関を出たら、黒い猫がにげていった。
そのときには、どこから逃げていったのか分からなかった。
しばらくして、もしや車椅子に乗っていたのではないかと思い見に行くと、車椅子の座席の部分のカバーが、人が座ったようにへこんでいた。
車椅子には、クッションと座布団があるため、そこへ座ると周りが丁度風除けとなって、野良猫の寝場所としては丁度よいようである。
カバーの穴は、猫が飛び乗ったときに、滑り落ちないように爪を立てたために出来た穴のようである。
以前にも、野良猫が庭に入ってきて糞をしたので、猫の忌避剤をまいたことがあるが、最近はすっかり忘れていた。
野良猫にも困ったものである。