ひとり語り 劇車銀河鐵道 いちかわあつき

 ひとり語りの口演や、絵本の読み語りなどの活動をしています。
 何処へでも出前口演致します。

3日ぶりの更新になります。

2009-11-15 17:23:53 | Weblog
 土曜日の朗読コンサートも無事終わり、今日は市内の幼稚園で絵本の読み語りと、お父さんお母さん向けのミニ講演を聴いてもらいました。

 午後からは、12月の5日6日にお世話になる、劇団「夜明け」の方々と、蛭川の蛭子座という芝居小屋を下見に行ってきました。

 今年改装されたばかりの舞台は綺麗で、まだ木の匂いが香るいい芝居小屋でした。
 客席は、加子母の明治座や福岡の常盤座のような桟敷ではなくて、フラットな床になっているんですが、それがなんと床暖房になっているんだそうです。そこにパンチを敷いたり、また催しものによっては椅子を並べるようになっていました。

 今回その舞台にのせさせてもらう太宰治原作の「カチカチ山」。ひとり芝居というよりは、語りもの芝居といった方があっているのかな、と思うようになってますが、これは出来上がったところで、どう観てもらうかにかかることかな?

 口承文芸、口承文学というものの系譜に繫がることの出来る表現を創り上げて、あらゆる場所で演じてみたいと思いますが、さて、今のところは本当に手探り状態です。

 まずは、11月28日(土)の恵那ひし屋資料館での初演。そしてその一週間後の蛭子座と、今回は3回の公演が予定されていることに喜びを感じます。
 去年の「紫紺染についてについて」は、いまだ1回こっきりの公演に止まっていまい、反省点を試す機会がつくれていません。

 あとはより多くのお客様に観ていただけることを、祈るばかりです。