人生第2幕スタートして20数年、畑を掘り・印を刻り・木を彫りの半分・自然に親しむ生活です

篆刻(てんこく)という
漢字の文化、庶民的な
円空佛、こんな世界が
今も存在している!
つれずれ日記です

筍のシーズン到来

2023-04-25 10:17:42 | 日記
「竹」という植物は考えてみればとっても不思議です。
木でもない草でもない、そして用途も食物に、建築材料に、日曜品に、芸術的な茶杓にも
変身するという優れものです。
竹林は地震にもびくりともせず、筍掘りは一苦労、二苦労(こんな言葉はありませんが)
です。
スコップではまず無理です。
竹林というのは放置しますと手に負えなくなり日常の手入れも欠かせません。

建築材料としては竹の欠点を補う必要もありますが隅研吾建築都市設計事務所が
数年前に中国で竹を主材料として斬新なデザインで建築されています。



到来もので旬を味わいました。
小生は口にいれるだけで宜しいのですが、皮を剥ぎ、灰汁をとり、それから料理する、
という一連の作業が大変です。
灰汁をとるには米糠、鷹の爪を入れてお湯で約1時間ボイルとのことでした。
筍の灰汁はびっくりするくらいの量です。

料理法は小生、記載するまでなく色々とあります。
筍料理専門店もありますが自宅で味わうのが気楽です。

ちょっと理屈ぽいですが
「灰汁」(あく)の読み方は「熟字訓」というそうで
二文字以上の漢字の組み合わせに訓読みすることで
小豆(あずき)、海女(あま)、硫黄(いおう)、田舎(いなか)など
常用漢字表で116あるそうです。

写真は引用です。