人生第2幕スタートして20数年、畑を掘り・印を刻り・木を彫りの半分・自然に親しむ生活です

篆刻(てんこく)という
漢字の文化、庶民的な
円空佛、こんな世界が
今も存在している!
つれずれ日記です

「週刊朝日」の休刊

2023-04-26 13:10:49 | 日記
「週刊朝日」が来月末頃の販売で休刊とのことです。
最終号は読むためよりも記念に買おうかナ、という気持ちですが・・・

週刊誌と申せば現役時代に通勤電車内でのまあ、暇つぶしに時々購入した程度で
何十年も前のことですっかりご無沙汰です。
その当時はスマホもなく電車内では新聞や文庫本、週刊誌を読むという風景でした。

退職後、喫茶店に出かける機会が増えていますが週刊誌を手に取ったことはなく
購読紙以外の新聞を読む程度で興味の対象が変わってきています。







手許に3冊残していますが、これは時代の証人のようなもので捨てられません。
週刊朝日は増刊号で1975年発行、280円。
当時は紙質も良くなく、活字のフォントサイズも8~9ポイント程度で老眼の今では
読み辛いです。
広告を見ても時代の変化を感じます。

週刊新潮は昭和38年の創刊で表紙絵はあの郷愁的な谷口六郎氏、山口瞳氏の
「男性自身」のエッセイは何と1614回。
週刊新潮は編集方針に一貫性があったようで何となく気骨を感じたものです。
週刊誌で時々購入は週刊新潮でした。
別冊週刊新潮は2016年発行で創刊号復刻版です。
グラビアには原節子、石原裕次郎、谷崎潤一郎、山田五十鈴、山口淑子、
五島昇(東急グループ)、浅沼稲次郎が掲載されています。
広告では
3種の神器はナショナル冷蔵庫69,500円・日立テレビ(白黒)62,500円・
富士電機、電気洗濯機13,500円手回し式脱水絞り、とあります。

週刊読売は1975年発行の臨時増刊号、250円。
内容は日本人の戦歴。
あれから30年とあります。
まだ戦争の爪痕が残っていた証拠のような時代です。
グラビアは全てモノクロです。

当時の雑誌をみていますと一気に脳細胞は時代をさかのぼり昭和に
切り替わります。