凌摩絳霄 紅(くれない)の大空を飛び越えるような勢いで迫る
凌はしのぐこと、摩はせまること、絳霄(こうしょう)絳は濃い赤色、霄(しょう)はそら
耽読翫市 読書に耽り、市場で本を貪り読み
耽読(たんどく)という言葉は今も時々、目にします
寓目嚢箱 (書籍を入れた)袋や箱に目をよせる
立ち読みで一度見ただけで暗記した、
若い時の記憶力って凄いと思います、東京の山手線の駅名を全部覚えたとか、
大阪の環状線の駅名を直ぐに覚えてしまったとか
(この作品は回文で時計周りと反対に字入れしています)
易輶攸畏 安易で軽率な行動は用心すべきことであり
易輶(いゆう)安易で軽率なこと、攸(ゆう)は所の意。
屬耳垣牆 耳を壁につけて(周囲に気を配る)
屬(ぞく)くっつけること、垣牆(えんしょう)壁、塀のこと。
篆刻、千字文は毎月5日、20日にアップと思っていますが今月は4日も遅れました。
暑さボケのせいにするには責任転嫁ですが。
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