千字文 (そのNO.40)

2023-09-09 21:32:29 | 篆刻

凌摩絳霄  紅(くれない)の大空を飛び越えるような勢いで迫る

      凌はしのぐこと、摩はせまること、絳霄(こうしょう)絳は濃い赤色、霄(しょう)はそら 

 

耽読翫市  読書に耽り、市場で本を貪り読み

      耽読(たんどく)という言葉は今も時々、目にします

 

寓目嚢箱  (書籍を入れた)袋や箱に目をよせる

      立ち読みで一度見ただけで暗記した、

      若い時の記憶力って凄いと思います、東京の山手線の駅名を全部覚えたとか、

      大阪の環状線の駅名を直ぐに覚えてしまったとか

      (この作品は回文で時計周りと反対に字入れしています)

 

易輶攸畏  安易で軽率な行動は用心すべきことであり

      易輶(いゆう)安易で軽率なこと、攸(ゆう)は所の意。

 

屬耳垣牆  耳を壁につけて(周囲に気を配る)

      屬(ぞく)くっつけること、垣牆(えんしょう)壁、塀のこと。

 

篆刻、千字文は毎月5日、20日にアップと思っていますが今月は4日も遅れました。

暑さボケのせいにするには責任転嫁ですが。  

 

 


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