瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

困難は目覚めの道具

2005年12月13日 | 瞑想日記
◆いのちを見る眼
家族、こどものことで状況が好転したわけではない。これからも何度も同じ問題に直面するだろう。ただ7日に書いたように私自身の気持ちには変化があった。心の痛みが浮上することはあるが、長引かずに消えていくようだ。ただ、こどもや自分を含めた一人一人の「いのち」(のはかなさ)を見る眼は深くなっているような気がする。この件をきっかけにして大切なことを学ばせてもらっている。

◆困難は、目覚めの道具:トールの本より
「おもしろいもので、難題にぶつかると、無意識に生きている人間は、さらに無意識の度合いを深め、意識的に生きている人は、さらに意識的になるからです。つまり、私たちは試練を、自らをゆり動かし、目覚めさせる道具にすることもできれば、さらに眠りを深めるための、睡眠薬にすることもできるのです。」(104)

困難が自らをゆり動かす道具になっていくことを願う。