「私が立てている人間の意図にのっとり、一番役立つ、効率良い、最適化された、生産性の高い探索をガイドやヘルパー達の助けもかりて行う」
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親鸞がでてくる。
「悪人正機のところは赤と黒でビカビカした感じでしたけど」
「あれは、君のイメージでいうとタロットの塔だからね」
「固定概念をふっとばす感じですか」
「君はもうわかっているだろうに」
いまは打って変わって、白と水色というかんじの淡い落ち着いた空間。
「赤と黒のところは、音楽に影響・感化されて、不純物が多い探索になったと思っているようだが
逆だからね。
その探索にちょうどいい音楽を無意識に選択し、それをかけただけだから。
ちゃんと情報や予知、予見ができているということだよ」
親鸞らしい存在はいう。
「私は親鸞として純粋かというと、人間として生きていた頃とは別物だね。
だって死んでるし。
思考や感情、自我の持ち方が違う。
でもあの頃の意識や記憶は知っている。
応神みたいな存在として付き合ってくれればいいよ」
淡々という。
「ここでは他力本願について話をしたほうがいい、という空気感をかんじるんですが」
「君は、横にも縦にも他力本願を使えばいいよ」
「縦、横とは」
「君が感じているとおりでいいよ。
縦というのは、上、宇宙、恒星とかそういう方向への意識。
取り戻す、思い出す意識。
高次感情、高次思考の領域。
横というのは人間社会での所属、立ち位置、ふるまい。
君は横がまだ下手だね。
横にも求めればいいんだよ。透明感を。
君は縦が好きなのは、解放感や透明感があるからだろう?
でも横にもいるよ。透明感を持つものは。
その透明感は、自立した存在がもつもので
君が苦手なネチャっとまとわりつく重い空気感は
依存して地球の自転や公転にふりまわされる人間の空気感、波動だ。
君は横にすすむのを戸惑うのは
まとわりつく存在とエンカウントしなければならないと
無意識に定義しているからだ。
でも、別に、今後出会う人間や仕事をしあう人間は
透明な自立した人間とだけすればいい。
まとわりつく気配をもつ人間は、今後自分に近づけない。
そういう意図を、もうすこし細かく設定したほうがいいよ。
まだ今の設定は雑だ。
それが、君にとっての他力本願だ。
自立した人間同士はは助け会う。協力する。
依存しない、足をひっぱらない、重い感情を相手にぶつけることを無意識でおこなわない」