アルデバランとお茶。
人型をしているけど、顔の部分がぐるぐる渦巻きみたいなかんじ。
そこからブラックホールとか宇宙につながっているような。
人格というか、側面をまだ固定できないということかな?
「とりあえずのんびりお茶でもしましょう」
するとインディアン座θ星が、突如割り込んでくる。
「僕もまぜてよ」
3人でのお茶会になる。
インディアン痤θ星というのも面倒なので、仮称だか愛称でもつけよう。
なんにしよう。
安直にインディと呼ぼう。
「それでいい?」
「もっと考えた名前をつけてほしい気もするけど、でもそれでもいいよ」
アルデバラン、インディとのお茶会はとても平和でまったり。
「なぜ乱入してきたの?」
「そのほうがよかったからだよ」
背後にエンゼルさんがいる。
エンゼルさんの許可がないと入ってこれないので、まあこれも予定調和か。
アルデバランのほうをみると、別に気にしていない様子。
「こんな細かいことでいちいち何かいいませんよ」
私がきにしすぎか。
「人間は細かいことを気にしすぎですね」
「Kさんが細かいのです」
エンゼルさんのフォローだかツッコミだかわからない言葉。
フォローだと信じたい。
「何も起こらないけど、こういうのって書いて残した方がいいのかな?」
「あなたは何も起こってないと言うけど、充分起こっているからね?」
そうなのか?
「恒星存在とお茶するって、一部の人には充分アレだよ」
アレですか。
アレがなんなのかはいまいちわからないけど。
でもまあ、たしかに出さないというよりは、出した方が気持ちがスッキリするかな。
しっくりくるというか。
出さなくてもいいかもしれないけど、こういうのも記録として出しておいた方がいいだろう。