おなじような景色が続くと不安になる。
でもそれも、妙な固定概念のせい。
体験が、全部違った風景のなかで起こるとは限らない。
「そういう偏見を、すべて放棄した」と意図した。続けて
「私の古い知識や経験や信念体系、色眼鏡を通さず、純粋な情報を得る。同時に、古い知識や経験や信念体系、色眼鏡を知覚したらそれを破棄する。今までの全知識・経験を蔑ろにせず有効活用できる。
私は完成度を気にせずに探索して自分に必要なものが得られる。私は安全なので、非物質世界では疑いの心を完全に手放すことができた。私の肉体は、過去の恐怖や不安を放棄し、常にリラックスできた。
自分にとって役立つ探索をする。その結果、想像以上に多くの人間に役立ち興味をひき、自分の人間の意図にも想像した以上に役に立った。以上の意図をガイドやヘルパー達が想像以上に助けた」
次は4の月
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また海の上、海面近くを飛ぶ。
「似ていても良い、大丈夫」とアフォメーションする。
「大丈夫ですよ」とエンゼルさんがいう。
さっきよりも、いろいろな視界が見える。
海面から10−20センチくらい上、波をかぶらないスレスレくらいをとんでいる。
案外高速。ビュンビュン飛んでる。
目の前に、漫画みたいに小さな島。一本の椰子が生えている。
そこに上陸。
「釣りしましょう」と、釣りセットを出される。
釣りをする。めまぐるしい展開。
二人で釣り。
そして、大物が釣れて、火をおこして丸焼きにして、二人でガシガシ食べる。
満腹。
「ここはこれで終了です。
この領域を強化して、自分にとりこむという意味ですね」
なるほど。