西洋占星術のホロスコープは「門」なのだろうと思う。
自分の人生を阻む要因をみつける手法。
自分の人生の上限は、ホロスコープで見つける必要はそんなにない。
普通のホロスコープだと、自分が恒星になることを阻むからだ。
相対的な世界のなかで、相対的に自分の上限を過小評価する。
上限は、自分で決めればいい。
ヘリオセントリックや恒星パランで見つければ、という人もいるだろうが、あまり具体的ではない気がする。
抽象的すぎるので、スピリチュアルに足をつっこまない人間にとっては、それは毒になりかねない気がする。
で、決めた上限を現実化するために、何を削ってなにを付け足すのか。
なにをやって、なにをやらないか。
何が得意でなにが不得意か。
なにが本当は好きで、なにが本当はきらいか。
運とかチャンスのような、目に見えない曖昧で非物質の事象を、いかに自分の側にたぐりよせるか。
なにを足がかりにしたほうが手っ取りばやいか。
そういうことがホロスコープでわかる。