「魔女姿で魔女として一番最適なパスワークをする」と意図する。
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一度21世界にいく。でてくるのはウエイト版。
「さて、どうしようか」というと、ウエイト版太陽がでてくる。
まずはここか?と重い、19太陽に行く。
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ウエイト版がでてくる。白馬に乗った子供。
「魔女の私に何が必要か教えてくれる?」と問いかける。
「ここにくるだけでいいよ」と子供が言う。
「ウエイト版、しっかり来たことなかったでしょ?
その姿で、パスをめぐるのが重要だよ」
「他のパスも?」
「それはわからない。ここ以外はどうするべきかは
そのパスで聞いたほうがいい」
なるほど。
じゃあ次はどうするか、と思うと18月がでてくるのでそこへ行く。
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18月。
さまざまな版の模様がまじったかんじの世界。
「私がここにきたけど、どうすればいい?」というと
「ここに来れば良い。それでいい」と言われる。
なので順番どおりにいくかと、20審判に行く。
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20審判
ここも到着するだけでOK。次。
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17星
ここもOK。次
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16塔、15悪魔、ここもOK
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13死神
「待たれよ」とウエイト版の馬上の死神に声をかけられる。
「ここで、魔女として不要なものを刈り取っていこうぞ」
鎌でバサーーっと身を切られる。もちろん自分は無事。
「ここで魔女として断捨離する、と意図されよ」と言われる。
「わたしはここで、魔女として不要なものをすべて断捨離した。
断捨離した後に黄金のエネルギーを詰めた。
なので同じものに煩わされることはない」と意図した。
「グレート!」と死神が言う。
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12吊るされた男
「魔女としての蒸留をやっていきなよ」
蒸留って?
「無駄なもの、低いものを蒸留し、純粋で高度なものに変換する。昇華する」
ということで私も一緒に吊られて
「魔女として無駄なもの、低いものを蒸留し、純粋で高度なものに変換した。昇華できた。それを人間として有効にそれかそれ以上の内容で活用した」と意図する。
「グレート!」とここでも声がかかる。
とりあえず暫く吊られた状態な分身をおいておく。
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11力、10運命の輪
OK。次へ
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9隠者
「魔女として追求する、探求すると誓いなさい」と言われる。
「私は魔女として追求する。探求する」と誓った。
処女性の男根、という言葉がおりてくる。
「これで良い」と隠者は満足げに頷き、カンテラ片手に去っていった。
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8正義
「魔女としての正義は?」と聞かれる。
あれだな、と思い「やる気」と答える。
「この有り様、ありのままの自分。
それが人間であり魔女だ。
それが私の正義だ」という。
「それでよし」と正義がニンマリと笑う。
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7戦車
「魔女としてどこへいく?」と聞かれる。
「すでに意図してある人間としての幸福。成功。
それを叶えに。それを体験しに。
そして叶えた成功や幸福のなかで
充実して穏やかで幸せで満ち足りた時間を経験しに。
まだ経験したことのない数々の素晴らしい体験をしに」
というと「了解」といって戦車は去っていった。
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6恋人
「魔女を選んだね」と言われる。
「ええ」という。
恋人のカードは無言になる。ちょっと気に食わない?
「・・・君の選択がそれならば」
「もう好きに生きるよ。
君に振り回されるのはこりごりだ。
魔女として逸脱する。
まあ、結局人間世界に生きるのだから、逸脱できないけどね。
どうせお前の手の内、腹の中ではあるだろう。
だけど知りうる限りで一番享楽的な手法をとってやるさ。
それが人間として生まれた私の復讐だ。
6、お前へのな」
激情がほとばしりかける。
すると6恋人は
「・・・お前の選択だ。好きにすると良い」と言われる。
これってなんか私にデメリットあるの?とエンゼルさんに意識を向けると
「向こうにとってあまり都合がよくないだけです。
Kさんは気にせず自分の好きなように選択すればいいんですよ」と言われる。
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5教皇
「わはは!魔女になったか!
これで私と同格だ!」
嬉しそうにほがらかに、教皇は笑って歓待する。
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4皇帝
松村潔のタロットの皇帝がでる。
「やっとなったな」という声。
いつも不満げな感じだったけど、ちょっと安堵感みたいな感じ。
「これでいよいよ地を平定できる」という。
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3女帝
「あーら、魔女になったじゃない」
ウエイト版の女帝。出てきたのは初めてかも。
「いつもは、あっちの女帝だからね。
お察しのとおり、こちらは『横』とか人間間のほう担当よ」
顎をくいくい撫でられる。
「あーらいい感じになったじゃない。よろしくね。
そして任せたわね」
何を任されたのだろう?
まあ好きなことしかしないけど。
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2女教皇
「ついになったね」と言われる。
「それならここも更に有効活用できる。
遠慮なく声をかけるといい」
アカシックレコードリーディング、という言葉が聞こえる。
「未来視でもなんでも使うといい。
だって魔女だからね」
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1魔術師
「こんにちは、同位の友よ」
魔術師が迎える。
「君と僕とは同じ仲間さ。
さあこれからは創造していくよ。
各々が創造したいものを」
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0愚者
「ヒヒヒ、よくきたね」
トートタロットの愚者がでてくる。
顔がちょっと猿面っぽい?
「ここは出迎えさ」
また蛇の道?
「ヒヒヒ、これは人間世界の抜け道さ。
人間世界を都合よく面白く生きるための抜け道、横道」
猿面は、案内の神という意味か。
「ヒヒヒ、そうだね。
でもそういう神よりは低次元、物質よりの階層を案内するよ。
あんなところでこんなことが、こんなものが。
奇縁良縁。素晴らしいタイミング、シンクロニシティ。
嘘みたいな本当にあった奇跡。
漫画のような体験、人生。
ふざけたような嘘くさいような
でも物質世界の真実を、現実を
自分にとって最高にご都合主義な人生を
お望みのままにご用意いたしますよ、魔女様」
そういって0愚者は執事的な礼をする。
エンゼルさんをちらっと見ると「OKです」と言われる。
それなら、旅をしよう。この道を。
魔女として、最高に自分にとってご都合主義な人生を。
ふざけたような漫画のような嘘くさいような。
でも、この世界ってそんな世界。実はそういう世界。
私の「お望みの」ままに、いや「それ以上」によろしく頼むよ。
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そう言って、0愚者の用意した抜け道に飛び込んだ。
もちろんエンゼルさんも。そして見えないけどガイドたちやヘルパーも。
これからはそういう旅、そういう人生。
ご都合主義な人生。