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フォーカス20台の探索:その27:F20と三大ヒーリングストーン

2022-09-25 14:25:01 | ヘミシンク

チャロアイトを探索したので、他に三大ヒーリングストーンといわれるスギライト、ラリマーも探索したほうがよさそう。

「私が立てている人間の意図にのっとり、一番役立つ、効率良い、最適化された、生産性の高い探索をガイドやヘルパー達やチャロアイト、石、パワーストーンの助けもかりて行う」

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チャロアイトがでてくる。

守護する感じ。付き従っている。従者。

「スギライトにいきましょう」

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暗い森。

そのなかの一本の木の大きなウロに、スギライトの精が見える。

髪の長い妖精っぽい女の子。

じとっとした目でこちらを見る。

「あなたとは合わない」と言われる。

そうですか、としか言えない。うすうす感じていたことだから。

石としてのスギライトは、きつい感じだけど

この妖精は儚げというか、弱そう。

「非物質の世界と、物質の世界は、また違いますから」

スギライトは私の姿を見ると迷惑そうに、でも怯えている。

もっとウロの奥に隠れたいのに、浅いので隠れられない。

「なぜこんなに嫌がられるのかね」

「そこはノーコメントで」

「自分で考えろということ?」

「その意味もありますけど、でも考えても仕方ないかな」

「合わないものは合わない、ということ?」

「そうですね。ここは理由深掘りしても仕方ないし」

「ああ、ルーツだのなんだの、そっちが絡むのか」

「そういうことです」

「じゃあ次にいきましょう。今度はラリマーで」

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ラリマーの世界。

海。

ラリマーはカリブ海で産出されると事前知識をいれていたせい?

「それもありますけどね。

おおむね、ラリマーは海ですよ。

海、夢、羊水のなか」

ラリマーも物質としての石はあわないけど

非物質だとそうは思わない。

が・・・

「ああ、ここで寝ないでください」

気持ちよくて探索中なのに自我が離散して消失しそうで、砂浜だか潮だかに飲み込まれて消えそうなところを、エンゼルさんとチャロアイトに引っ張り出される。

「ラリマーのエネルギーにさらされると、あなた人間として役に立たなくなるんで」

失礼な。

でもまあ、知ってた。

なんか、エヴァンゲリオンも水の中に溶けて消えるよな。

海、海の生物。

あの大きな液体のなかは、意識がゆるくつながり平和だ。

弱肉常食はあるけど。

「ということで、あなたはラリマーには近づけさせません。

役に立たなくなるので」

なので、チャロアイトか。

チャロアイトだと、手のひらの上で私を転がすこともうまそう。

これは働かされるな〜。

「馬車馬のように働かせたりはしませんよ」

チャロアイトがコロコロ笑う。

「そんなことしたら、エンゼルとかメインガイドとか、"上"にヌッコロされますから」

物騒なことをいう。