次はViolationsです。
2.6. Violations:
2.6. 違反
2.6.1. Any violations of the inspection rules will prevent that robot competing until modifications are effected.
2.6.1. 検査ルールに違反している場合は、そのロボットの違反箇所が修正されるまでそのロボットは競技に参加できない。
これは、違反のあったロボットがなかったので不明です。
(もしかしたら、あの国のチ-ムは違反扱いだったのかなぁ。)
2.6.2. Modifications must be made within the time schedule of the tournament and teams must not delay tournament play while making modifications.
2.6.2. ロボットの修正は競技スケジュールを乱さないように行なわれるものとし、修正中であってもチームは試合時間に遅れてはならない。
基本的には、あらかじめ決められた時間にアリーナに来ていないと競技ができないハズなのですが・・・世界大会は、ちょっと適当なところがあって、順番の入れ替えなどに「柔軟に対応」していました。
会場に来ているのに、競技をしないチームが居ると・・・順番や開始時刻がズレます。
(インドのチームみたいに・・・)
2.6.3. If a robot fails to comply with all constraints (even with modification), it will be disqualified from that round (but not from the tournament).
2.6.3.(修正したにもかかわらず)ロボットが全ての規定を満たすことができない場合、そのロボットはその試合の参加資格を失う(但し、競技会への参加は可)。
2.6.1.と同様です。
2.6.4. If there is excessive mentor assistance, or the work on the robots is not substantially original work by the students, then the team will be disqualified from the tournament.
2.6.4. 指導者の援助・助言が過剰な場合や、ロボットが実質的にチームメンバー独自の作品ではないと判断された場合、そのチームは競技会の参加資格を失う。
レスキューBのチームには、このようなチームはありませんでした。
確かに競技が終った後に、チームメンバーを呼び集めて話をしているチームが多かったです。 でも、指導をしている・・・というよりも、反省会をしている感じでしたねぇ。
これまで、参加してきた過去のレスキュープライマリの競技では、明らかにメンターがロボットを調整していたり、メンターがプログラムを作っていたり・・・目をつぶりたくなるような状況を何度も見ましたが・・・今回のレスキューBではそんなことは全くありませんでした。
レスキューAでは、相変わらず・・・だったそうです。(苦笑)
えっM&Yは?、どうかって?
はい、助言しましたよ。
(助言と言うか、親子喧嘩!?)
だって、ロボットがちゃんと機能していないにも関わらず、「もう疲れたから帰る」って、16:00頃に言われたら・・・「もっとやんなくて良いの!」と普通なら、たしなめますよねぇ。(笑)
聞くところによると、24:00まで頑張って調整していたチームがあったとか・・・
日本には残業してまで頑張るという価値観があるから・・・?
M&Yはあきらめが早いのが勝因なのかなぁ。・・・ゴメン、迅速な判断と訂正しときます。(笑)
>基本的には、あらかじめ決められた時間にアリーナに来ていないと競技ができないハズなの>ですが・・・世界大会は、ちょっと適当なところがあって、順番の入れ替えなどに「柔軟に対
>応」していました。
これは、デモ競技だからです。一つでも多くの競技をしないとTCの参考にならないからです。
さて、Aの方は時間通りにいないとやはり、NGです。
5分前までに準備をしておくように、説明がありましたね。
2分間の調整時間が終了後はタイマーが動き出します。8分の間に調整&競技が終了することが必要です。
「もし、調整時間に4分使ったら、競技時間が6分になる。」
と来年はルールに載せようとは言っていたけど・・・・覚えているかな?
「あと10分待ってくれ」「順番を後にしてくれ」「遅刻したから、今から競技させてくれ」
は日常茶飯事。なかには競技台から動かず、ごねるチームも・・・・
とあるレスキューAのプリマリチームが遅刻してきたら、
同じ国のセカンダリ、Ver.Bチームまで一緒に抗議を始めて、
入れ替わり立ち代りいろんな人が来て、最初のプライマリチームは
いつのまにかいなくなっていて、誰に説明しているのかわからなくなって、
最後に残っていたのはVer.Bとサッカーのセカンダリ(通訳に呼ばれたらしい)
だけ・・・なんてこともありました。
お国柄が出ます。見ている分には面白いのですが、
対応するサイドとしては「もう勘弁~!」です。
でも、Crewは楽しかった。また、機会があったらやってみたいです。