Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
毎日更新!

ロボカップジュニアレスキューメイズ2023年ルール 日本語翻訳版

2023-11-01 | Rescue Rules 2023
RCJJ(RoboCupJunior JAPAN)のレスキュー技術委員会のブログに掲載された「ロボカップジュニアレスキューメイズ2023年ルール 日本語翻訳版 」を読んでみました。


まず、他のレスキュールールと形式が異なります。
Rescue Line と Rescie Simulation は、英文との対訳ですが、Rescue Maze だけ日本語のみになっています。
それから各レスキュー競技で共通(の項目が多いと思われる)1章や6章の文章が微妙に違います。
全部を並べて読む人はあまりいないとは思いますが・・・「同じ英文なら、同じ日本語」が、きれいだと思います。 
きっとRCJJの技術委員会の中も縦割り組織なんでしょうね・・・

以下、私が「んっ!?」と思ったところ

・2か所「ゲーム」という表記があります。 おそらく元の英文の「game」がそのまま残っているものと想像します。でも、他の箇所は「競技」に訳されているのに、なぜ2か所だけ「ゲーム」なの? 
ちゃんと用語の統一をしましょうよ。

・2.3章にある図の場所(位置)がオリジナルと異なっていますね。 オリジナルでは2.3.2の後ですが、日本語版では2.3.6の後にあります。

・いろいろなところに何度も「ロボカップジュニアレスキュー技術委員会」と表記されていますが・・・現状では「ロボカップジュニアレスキュー技術委員会」はありません。確かに、昔は「Rescue Technical Committee」と書かれていたのですが、近年「RoboCupJunior Rescue Committee」に変更されました。 なので「ロボカップジュニアレスキュー委員会」(または「ロボカップジュニアレスキュー国際委員会」)が正しいと思います。
※「Before you read the rules(ルールを読む前に)」に「Rescue Technical Committee」の表記が1つだけ残っていますが、これは英文原文が間違っています。 (→ なんと2024ルールでは、ちゃんと修正されていました!)

・3.2.10に突然「Lop」という表記が出てきます。 英文の「lack of progress 」で「競技進行の停止」のことですが、「Lop」と書かれて日本のチームは分かるのでしょうか? 他の項目では「競技進行の停止」と訳されているし、4.5.の表題も「競技進行の停止」と表記しているので、用語の統一をした方が良いと思います。(さらに「進行停止」という表記もありますね。 表記されている用語がきちんと整理されていない・・・)

・4.1.2 競競技フィールド → 競技フィールド
 これは単なる誤記でしょう・・・

・4.2.5 プレマッピングについては、即座にロボットをそのラウンドで失格させる。
 これなんだろう、日本語が難しい。(笑) 
 おそらく・・・プレマッピングしていることが判明したら、その競技ラウンドは失格にするよ・・・と言うことなのだと想像してます。

・4.6.2の後の図のところが、変になっています。「i」のマークが図に食い込んでいます。 
さらに、この図が古いです。(間違った図です) 
2023年ルールで Heated Victim は廃止されましたよね! ちゃんと2023年ルールの図を使用しましょう。




・4.6.4 被災者が最初に正しく識別されていない場合・・・
 被災者の識別というのは「被災者の発見」のことと思われます。 4.6.1 、 4.6.2 で「被災者の発見」と表記しているので、それに合わせた方が良いと思います。(ここも用語が整理されていませんね)

・4.6.6 の信頼性ボーナスの式の最後の </p> はゴミですね。

・4.6.18. スコアが同点の場合はゲーム時間に基づいて解決される。
これを読んで、なんのことだか分かりますか? (日本語を読んでも分からない)
英文の直訳なんでしょうか?
おそらく、得点が同点の場合は競技時間で順位を決めるよ・・・と言うことだと思います。

・5.3.1 チームは他のチームのポスターやプレゼンテーションを見ることを推奨する。 
元の英文は
Teams are encouraged to review others' posters, TDPs and presentations.
これなのですが・・・なぜか、日本語版は「TDP」が抜けてます。

・6.3.1 ・・・ロボカップジュニアレスキュー運営委員会の委員長が対応可能な技術委員会と運営委員会のメンバーと協力して・・・
レスキュー技術委員会(TC)が無くなったのと同様にレスキュー運営委員会(OC)も無くなりました。 だから、「レスキュー委員会の委員長が、対応可能な委員と協力して・・・」となります。 ここらは、英文が修正されたときに日本語の翻訳も修正すべきところをサボったのでしょう・・・

以上です。(笑)
まあ、あくまで、個人的な意見です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今月は(も)皆勤賞 | トップ | トロッコ問題 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Rescue Rules 2023」カテゴリの最新記事