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タイムマシンの現実的な実現方法!?

2021-10-22 | ブログ

Yahooのニュースに面白い記事が掲載されていました。

元記事はデイリー新潮のようです。

タイムマシンの現実的な実現方法は? データの保存、プライバシーが課題に(古市憲寿)

 

ドラマや映画によく出てくる「タイムマシン」ですが・・・私は、未来に行くことはできるけど、過去に戻ることはできないと考えています。(信じています)

未来には、コールドスリープや、相対性理論でいう光速に近い速さで移動すれば(そんな移動ができれば)未来に行くことができます。(正しくは、自分が過ごした時間よりも、他人が過ごした時間が長いので、その過ごした時間の差だけ未来に行ったことになる。)

でも、過去に戻ることはできません。

映画とかで、タイムマシンが出てくると・・・まあ、映画だから・・・現実的には、こんなこと無いんだけどね、と思ってしまいます。

バックトゥザフューチャーも、アシガールも面白いのですが・・・現実的には、これは物語の世界の話、と冷めた目で見てしまいます。(結婚前の両親が喧嘩したら、自分が消えかかって薄くなる・・・とかナンセンス、そもそもありえない・・・)

 

しかし、本日見つけた、記事の内容を読んで・・・なるほど、これなら現実的かも・・・と思いました。

 

ちょっと仕組みの部分をコピペします。

理屈はこうだ。とにかくあらゆる情報を永久に保存するようにする。街角の監視カメラはもちろん、個人の行動履歴や、できるなら飛沫の量や動きも記録しておきたい。
そのように社会の全てを保存できたなら、未来人にとっては「タイムマシンに乗って過去に行く」のと同じ経験ができるようになる。SFのように過去に干渉することはできないが、「2021年10月13日12時の新潮社、中瀬ゆかりの椅子の上」というように、時間と場所を指定すれば、そこで起こったことを観察できるわけだ。この仕組みを社会的タイムマシンと呼んでもいい。

確かに、過去に行って歴史を改変することはできませんが、過去に何が起こったのかを観察することができますね。(これをタイムマシンと言うかどうかは、議論があるでしょうけど・・・)

ただ、問題も発生します。

全ての情報が記録される世界では、権力者同士の秘密の会談もままならない。犯罪が減る一方で、誰もが本音を隠すようになるのかもしれない。セックスなどの情事も鮮明な映像で残されるのだろう。それを見ず知らずの未来人に見られていい気持ちはしない。

未来人のために、私たちはどこまで、日々の行動を記録されちゃうの・・・

この記事では・・・

ただし、現代人も平安人の私的日記を読んで楽しんでいるので、一方的に文句は言えない。意図せず残ってしまった史料によって歴史研究は支えられている。

まあ、ここがオチなのでしょう・・・笑

 

少し真面目に・・・

私が冒頭に、タイムマシンで未来には行けるけど、過去には行けない・・・と書いたのは、高校生の時に読んだ、ブルーバックスの「タイムマシンの話 超光速粒子とメタ相対論」都築卓司著 の影響です。

高校生の時に、格好をつけて良くブルーバックスを読んでいました。

普通なら、難しい本は、最初だけ読んで良く分からないので、そのままお蔵入りになるのですが・・・この「タイムマシンの話」は、難しいながらも、最後まで読むことができました。(内容を理解したかどうかは別 笑)

で・・・私の理解した範囲として・・・過去に行くことができるタイムマシンは存在しない。

でした。

 

ところが・・・

その後、同じ都築卓司先生の本で、「時間に不思議;タイムマシンからホーキングまで ムムッ虚時間?」という、同じくブルーバックスを読んで、驚きました。

タイムマシンは論理的に可能と書かれていたからです。

1988年にアメリカの物理学者キップ・ソーン博士が発表した論文でワームホールを使って過去に戻ることができると理論だそうです。

ただ、まあ、これも、あくまでも論理的な説明であり、ワームホールを作ることや、ましてその中を人間が通れる訳でもなく・・・やっぱり現実的には過去に行くタイムマシンはつくれない・・・だと思っています。

 

ああ、ここまで書いたら、この2冊の本をもう一回読んでみたくなりました。

過去の自分では、理解できなかったけど、今の自分なら・・・まあ、もっと理解できないでしょう。(笑)

 

おまけ・・・

「タイムマシンの話 超光速粒子とメタ相対論」の本は、古本屋で購入したのですが・・・こんなメモが挟まれていました。前の所有者が書いてくれたようです。(笑)

確かに、誤字がありました。(笑)

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