Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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レスキューの審判

2008-05-20 | RoboCup2008

ジャパンオープン沼津ではレスキューの審判をしました。 この審判ですが、何回も競技会に参加していると、いつのまにかできるようになります。 メンターとしてルールは何回も読みましたから。

今回は、「M&Y」がプライマリで参加していることもあり、セカンダリの審判にしていただきました。 これなら心置きなくビシビシ審判できるゾ!

 

審判で、一番気を遣うのは、ロボットを持ち上げるときと、ロボットを戻すとき(置く時)です。 自分が触ったことで、ロボットを壊したり、プログラムが誤動作をしないか心配です。

というのも、昨年の世界大会で、審判に斜めに持たれてしまい、傾斜センサーが感知してしまい、レッドゾーンプログラムに切り替わった苦い経験があるからです。

今回も、競技の前に、持ち上げるときはどのように持てばよいか、そのときの注意点は無いかを確認していました。 それでも、レッドゾーンプログラムに切り替わってしまったチームがありました。 まあ、この経験をもとに、審判に持たれても安全なロボットにしてくれると良いのですけど・・・。

 

今回、審判をする時に一番緊張したのは・・・決勝に残った沼津のチームの競技の時です。

地元のメディアの取材なのか、ビデオカメラがたくさん並びました。 そんな中で、「~クリア」とか「~失敗」とか「競技進行停止」とか言いながら進めて行きました。

決勝2回目の競技の時に、2部屋目のギャップで外れたそのチームのロボットを持ち上げて、ギャップの先の黒線に置きました。 ロボットはよろよろと進み、2部屋目を出ましたが、その先で力なく止まってしまいました。 私は、「やばい、なんか触っちゃったかな?」と考えていると、チームリーダが「END」宣言をしました。 得点の確認を行ったあと、ドキドキしながら「なんで止まっちゃったの?」と質問すると、チームメンバは申し訳なさそうに「電池切れです。」と回答がありました。

(それはそれで、残念な結果になっちゃったね。)

上位の大会になるにつれて、選手のやる気?がひしひしと伝わってきます。

 

 

ちなみに、レスキューの審判は結構楽しいです。 競技の時もそうですが、車検の時にちょっとしたインタビューをして、ロボットの特徴などを聞くのも楽しいです。 今回の審判用の車検マニュアルに

「車検は尋問ではありません。子供たちがそれぞれのロボットを自慢してもらえれば、それが一番良い車検です。ですので、聞き手側は出来る限り、子供たちの意見を引き出せるように工夫してください。また、良いところはドンドン褒めてください。」

と書かれていました。 みんな、にこにこして説明してくれます。

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