(レスキューのルール)
2008年ルールから傾斜路自体がレッドゾーンの一部になるので、傾斜路の得点についてはもう関係ないかもしれませんが・・・
いちおう2007年ルールではこうだった、というまとめの意味です。
傾斜路はロボットが(傾斜路の)下の水平部分から(傾斜路の)上の水平部分まで、(審判に触れられずに)自力で進めたら傾斜路のポイントになります。 ロボットの一部が傾斜路の斜めの板の部分にちょっとでも触れたら、傾斜路に入ったと解釈されます。
傾斜路の下の部分で、競技進行停止のまま傾斜路の斜めの板に触れた場合、競技進行停止の20秒以内に黒線に復帰できないと、競技進行指定のペナルティ(-5点)をとられて、審判が傾斜路の上の部分に(レッドゾーンの入り口に向けて)ロボットを置き直します。
また、競技進行停止のまま(黒線を外れたまま)傾斜路の上の部分に達してロボットが水平状態になっても、傾斜路クリアとはなりません。競技進行停止の20秒が経過しても黒線に復帰できなければ(またはレッドゾーンに入らなければ)競技進行指定のペナルティ(-5点)をとられて、審判が傾斜路の上の部分に(レッドゾーンの入り口に向けて)ロボットを置き直します。
この傾斜路は、30点という巨大ポイントなので、クリアできないと非常につらいですね。
ちなみに、傾斜路上に被災者やギャップなど、いくつかのイベントがあったとしても、傾斜路に入った後での競技進行停止後には、ロボットは傾斜路の上の部分に置かれます。
ちなみに「M&Y」のロボットは・・・
傾斜路は結構得意のようです。 かって(1~2年前)は、傾斜路でよくひっくり返っていました。 Yは一生懸命がんばって改良して重心を低くしたことで、最近は傾斜路でひっくり返ることはなくなりました。 しかし、傾斜路にイベント(被災者やギャップ)があると、急に苦手になります。 傾斜路の下の部分や傾斜路の上の部分で、たまに誤発見します。
水銀スイッチを付けてからは、今自分(もちろんロボット)が、傾斜路に入ったか、傾斜路を上って2階に来たか・・・を判断するようになりました。 それまでは・・・1階でレッドゾーンプログラムが誤発動して、泣きました、寝ました、顔に筋が付きました、笑われました・・・そして「腐った死体」が3体転がっていました。(内輪ネタで、意味不明ですね! すみません。)
2008年ルールでも、傾斜路のポイントは30点のようですね。
しかし、2008年ルールでは、傾斜路自身がレッドゾーンの一部になるようなので、傾斜路に入った後は審判は何もできなくなります。(たとえ、ロボットがひっくり返っても) もし、傾斜路が上れなかったら、傾斜路の得点が入らないだけでなく、その先にあるレッドゾーンの点数がすべて入らないことになります。(これは大きい!) しっかり、傾斜路対策をしてもらいたいものです。
注2012.10.5
近年は、傾斜路に黒線が引かれなくなりました。 でも、この方が簡単で確実です。
逆に、黒線が引かれると、難しいです。
また、傾斜路でも競技進行停止をとるようになったので、何度もリトライできるようになりました。