1回目の競技が終わり、あまりの成績でがっくりしているMですが・・・今回は2回の競技の合計点なので、もう一回チャンスがあるハズです。
1回目と2回目の間の短い休み時間で、(昼ごはんも食べずに)なんとか調整しようとMは頑張っていました。
でも、やっぱり調整時間はすぐに終ってしまい、午後の競技が始まってしまいました。
もう、競技開始を待つしかないのですが・・・「RCXレスキュー隊」の2回目の競技の方が先でした。 こちらは1回目がアリーナAだったので、2回目はアリーナBです。 結構順調に進んできて、2階に入りスキャンを開始したのですが、真ん中にある障害物が邪魔で綺麗にお掃除をすることができません。 それでも2階の部屋の全員を発見しました。 重い障害物を力強く押していくところは、さすがに無限軌道(クローラ)のマシンです。
(そして、さすが電池の本場! 神奈川!)
さて、Mの「co-LINK」の順番になりました。
レスキューチーフの船本さんが、「このチームは何回か世界大会に出場してます」と宣伝したので、観客が集まってきました。
「RCXレスキュー隊」の競技を見て、もう腹をくくったのかMは笑顔で対応してました。
スタートすると、まあやっぱり普通に走行していきます。 途中で被災者を発見し損ねたりしましたが、まあまあこなして進んで行きます。
今回の主審は「LINK」です。 「LINK」と「co-LINK」のツーショットですねぇ。
あぁ、この二人のコンビ名は「しゃぶしゃぶ~ズ」でした。(笑)
なんだか、危なっかしい動きですがなんとか傾斜路を上がり2階の部屋に入りました。
結局、アリーナAもアリーナBも傾斜路を上れたのは、プライマリ/セカンダリを合わせても「RCXレスキュー隊」と「co-LINK」の2チームだけでした。
2階の部屋に入ったロボットを見て、観客たちも息を呑んで見守っていました。
ロボットが部屋に入って壁に触れた時に・・・突然Mは「リタイヤ」を宣言しました。
観客は「えっ何で?」という驚きでMの顔を見ていましたが・・・
もう、リタイヤしちゃったので、競技はそこで終了しました。
まあ、それでも傾斜路得点が入って 141点でした。
「なぜ、リタイヤしたのか知りたいですか?」
Mのロボットは決め撃ち作戦でのプログラミングがされていたのですが、想定しない壁に先に触れてしまったので、決め撃ちの経路が90度ずれてしまったのでした。
恐らくそのままやっていれば、ゴ-ルは、無理でも1人か2人は偶然でも発見できたと思うのですが・・・昨年の「リタイヤせずにグズグズしていて順位を落とした悪夢」が教訓になっていて、すぐに判断したのでしょう。
ここらへんは、もっと経験をつまないとダメですねぇ。
で、結果としては(レスキューセカンダリで)2位でした。
優勝は、言うに及ばずの「RCXレスキュー隊」です。
アリーナA:145点 アリーナB:175点 合計320点
それに対して「co-LINK」は
アリーナA:141点 アリーナB:143点 合計284点
でした。
実は、当日は他のチームの成績を全然把握していなかったのですが、少なくとも「RCXレスキュー隊」に40点近く差を付けられていたので「ダメダメ」という評価だったのですが・・・次の日の東東京ノードのセカンダリの成績を見てからは・・・(もちろんアリーナのコースが違うので直接は比べられませんが)Mも結構頑張ったのではないかと、密かに思っています。
とは言え、とてもロボットの動きが危なっかしいことには変わりません。 関東ブロック大会までの間に対策をする気はあるのでしょうか・・・?