RoboCup 2018 でモントリオール滞在中に、我が家のアパートにジュニアサッカーのOCが遊びに来てくれました。
その時に・・・私の長年の疑問をぶつけてみました。
私の疑問と言うのは・・・
【疑問1】 ジャパンオープンでやっているスイス方式の順位の評価方法について・・・
①勝ち点
②得失点差
③・・・
で、①の勝ち点は判るが、次に得失点差で評価するのはおかしいでしょう。
勝って負けたチームと負けて勝ったチームでは、同じ勝ち点でも前者の方が評価が低くなりますよね・・・
という内容です。
そうしたら、回答は・・・
その評価については、同じ議論がサッカーのスタッフの中でも話合われて、改善されたと思う。思う・・・というのは、現在の評価方法が明確でない(ある意味ブラックボックスの意!?)から。ただ、少なくとも世界大会では、競技の結果はあまり重要ではなくなっている。現在では競技の結果が30%、その他(インタビューやポスターなど)の評価が70%で、最終的な順位を決める。これは、サッカーの競技自体が、お金を掛けないと勝てなくなってしまったから。(お金を掛けたから勝てる訳でもないけど、お金を掛けないと勝てない 笑)
ということで、スイス方式の順位決定の評価方法として、得失点差が良くない(正しい評価にならない)ことは、少なくとも世界大会では認識されているとのことでした。
【疑問2】競技結果以外の70%の評価について
どんな評価方法で決めているでしょうか? 何か観点や評価基準があるのでしょうか?
ルールは、あくまでも競技のルールなので、そういうこと(30%、70%とか)は書かれていない。
70%の方の評価については、評価者の内部にはあるのかもしれませんが・・・評価基準や評価の観点などは公開されておらず、ある意味ブラックボックスなんだそうです。(ある程度のことは、参加チームには通知される・・・らしい)ただ、新しい技術や、他のチームに役立つこと、などが評価が高いとか・・・段々と、メジャーと同じような研究発表会的なお祭りになってきているような・・・
いずれ・・・レスキューも競技結果よりも、インタビューやポスターなどの評価が順位を決めるようになるのでしょうか!?
確かに、近年は勝つためには手段を選ばない・・・というチームが増えてきているように思います。