イスタンブルの公共交通機関の基本はアクビル(AKBİL)を入手することから始まります。
私は・・・SuikaやPASMOのようなカードを想像していたのですが・・・
手に入れたものは「何これ?」です。
言葉で説明するのは、とっても難しいです。
小さなプラスチックのスプーンの先に、水銀電池が貼り付けてある・・・
こんな感じでしょうか?
改札機や料金箱には、ちょうどこの水銀電池が「はまる」丸い穴が開いてます。
この水銀電池(じゃないけど)の部分を、改札機や、電車の中の料金箱に押し付けます。
すると、ピッっと音がして・・・支払い完了です。
初めて、地下鉄M1線(ハフィフメトロ)に乗ろうとバクルキョイ駅まで行ったときに、「アクビルを欲しい」と駅員に言っても「この駅では売って無いよ」と、つれない返事でした。
でも、確かに駅には無かったのですが・・・駅の外にはありました。
このアクビル・・・駅で売っているのでしょうか?
どうも、駅の外のキオスクみたいな売店で売っているようです。
(後になってから知りました・・・確かに駅では売ってないけど・・・教えてくれたって・・・)
初日に、M&Y母を迎えに空港まで行きましたが・・・空港の駅にも売っていませんでした。
で、バクルキョイ駅を出てから・・・普通のお菓子や飲み物を売っている売店を見ると「Akbil なんとか・・・」と書いてあったので、聞いてみたら・・・買えました。
とにかく、このアクビルを持つことが、街を自由に移動するための必須条件だと思います。
(アクビルを使うと、料金の割引もあるそうです・・・)
ガイドブックには、市民のほとんど全員が持つ・・・・
なんて、書かれていましたが、それはウソです。
どうも、このアクビルよりも新しいICカードのようなもの(İstanbulkart)が出回り始めたようです。
それこそ、SuikaやPASMOのように、ピッとやっている人が多かったです。
ちなみに、M&Y家族の中では、アクビルのことを「へんなもの」と呼んでいました。
街に出る時は「ちゃんとへんなもの持った?」とか言っていました。(笑)