Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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今週のびっくりドッキリメカ

2008-03-20 | RoboCup2008

ロボカップジュニアの東京ノード大会に参加して、レスキューの副審をしてきました。

今回レスキューに参加したチームは、さまざまなロボットを作ってきました。 そんな中で、これはすごいというのをちょっと紹介したいと思います。


Rp01_2625Rp07_2621  まず、自作マシンのチームが2チームありました。 チーム「青い燕」と「黄色い謎の生き物」です。 中心となるコントローラは、秋月電子のPIC-BASICのようです。 この2つのチームは同じ学校からの参加なので、基本的な構造は同じなのかもしれません。 まだ調整不足という感じでしたが、プライマリでの自作機(それもキットなどでない完全な自作)はすばらしいと思いました。


Rp25_2552 次に、RCXに4個の光センサーを付けた「雷鳴」です。 1つのポートに2個の光センサーを接続しているようです。 普通は、正しく検知できないのですが、外部にLEDを付けて明るくして使えるように工夫をしているようです。 また、坂道の検知に水銀スイッチを使っています。 相変わらず、複雑な構造のロボットで「ハウルの動く城」のようです。 


Rp20_2540 「break;」のロボットは、RCXの電源を3端子レギュレータを使って安定化していました。 9Vの出力電圧を確保するために、RCXの外に別の電池を積んでいました。 私のつたない知識では「入力と出力の電圧差は熱に変換される」ハズなので、放熱はしっかりしてくださいね。 長い時間動かしたらロボットが火を吹いた、などとならないように・・・。 だんだん、LEGOなのか自作機なのか分からなくなってきますね。 


セカンダリのロボットはやっぱり完成度が高いです。


Rs01_2556 今回セカンダリで優勝した「M-4」ですが、コンセプトが「M&Y」のロボットと同じように見えます。 ロボットの四隅にタイヤを配置して、光センサーを左右の前輪の間に設置しています。 モ-ターを低い位置に置き、上にはRCXだけが乗っていて無駄なものが一切ありません。 同じコンセプトでも、高専生が作るとこうなるのか~、と感心しました。 とても安定した走りでした。 誤発見や競技進行停止の減点もありませんでした。 すごい!。


Rs03_2562 「PERIOD.」のロボットは、まわりを城壁のようなバンパーで囲まれていました。 横からの接触も検知できるようです。 こちらも安定した走りで、被災者を全員発見した唯一のチームでした。 (残念ながら、傾斜路得点が入らずに3位でした。)


最後に、「今週のびっくりドッキリメカ」です・・・パフパフ!


Rp22_2566 チーム「ミズQ」のロボットは、4つのタイヤに両面テープが巻かれており、超ハイグリップを実現していました。 走るときに、バリバリッと音をさせて迫力満点です。 これなら、坂道も問題なく上りそうです。 車検の時に厚紙の上でちょっと走らせるのですが、あとで、厚紙をはがすのに苦労しました。 競技では、結構得点していたのですが、部屋と部屋の継ぎ目に貼ってあるテープに完全にくっついてしまって、まったく動かなくなりました。 競技進行停止で20秒後に審判が持ち上げようとしたのですが、競技台にくっついて取れません。 競技台から「はがすのに」とても苦労していました。 


今回のロボットは総じて、把手を付けてありました。 審判に持ち上げられるときも安心ですね。(まあ、審判に持ち上げられないように、しなければならないのですが。)

それから、青色のLEDに改造した光センサーを使用したロボットが何台もありました。 

コメント
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