Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
毎日更新!

東京ノード大会

2008-03-17 | RoboCup2008

昨日の東京ノード大会での「M&Y」の競技についてですが・・・
私が、スタッフ(レスキューの副審)として参加していたので、全く見ていません。(ですので、ほとんどが伝聞です。)


ということで、書ける事があまりありません。


車検では、5番目くらいに並んでいました。 車検をしている師匠の「P2」に「特徴を教えてください」と質問されて「シンプルで小型です。 坂道で転がらないように重心を低くしています。・・・」と得意そうにYが答えていました。 車検はあっさり通り、あとは競技台に合わせての調整になります。(ここからはMの仕事です。)

パドックで調整しては、競技台で結果を確認し・・・またパドックで調整を繰り返していきました。(もう、Yはやることがないので、廊下で遊んでいたようです。)


今回のコースは「結構簡単だから」といわれていました。
確かに、直角が多いですが、それほど難しいようには思いませんでした。(確かに昨年は、ギャップの中に緑の被災者がいてびっくり)
しかし、以下の3点が難関でした。
・一部屋目の緑の被災者の長く伸びた足を黒線と間違う
・一つ目のギャップの前の直線が短い
・二つ目のギャップの前の緑の被災者が近くて、そこからの直線が短い


お昼近くになったので、スタッフに支給されたお弁当を持って、Yと一緒に昼食をとっていると、Mも来て一緒に食べました。 今日はハムカツサンドです。


Img_2658 「M&Y」の競技が始まる前に。 船本さんは「このチームは昨年の世界大会に出場しました。」と紹介してくれました。 そのためか、たくさんの観客が集まったようです。 そんな中で「今回の意気込みを教えてください。」と質問されて、Mは「全員発見!」と答えようと思ったら、Yがすかさず「満点!」と答えました。

審判の「P1」の合図と共にスタートすると、一階は完璧にクリアして、坂道を登りました。 レッドゾーンに入るまでは、ノーミスでした。 しかし、レッドゾーンで部屋をスキャンするハズなのですが、きちんと90度の回転にならず、同じところを往復してしまったようです。(その結果、レッドゾーンの4人の被災者のうち、1人しか発見できませんでした。) それでも、無事ゴールをして、210点満点で180点でした。


練習の時には、一階の緑の被災者の足で外れたり、ギャップで外れたり、坂の上で壁にぶつかったりしていたのですが・・・やっぱり運がいいな~。 でも、満点でなかったのは、ちゃんとしたカツサンドでなくてハムカツだったからですかね?(かつパワーが少なかった?)

冗談はともかく、競技前に(私も含めた)スタッフ全員で競技台の表面の掃除をしたので、多少摩擦が変わったのが原因のようです。
あっ原因は私ですか? 二階は特に念入りにやりましたから。

競技順が3番目だったので、あっさり終わったあとは、他の競技を見たりしていたようです。 私も今回は自分の仕事をしていたので、全然ドキドキしませんでした。(そんな余裕なし)


2位になった「雷鳴」は、「M&Y」と同じ180点を得点していましたが、誤発見と競技進行停止があり、148点でした。レッドゾーンから坂道に戻ってしまったということです。

3位は「匠」(144点) 4位は「break;」(130点) 5位は「A.S.T」(119点)でした。
プライマリは関東ブロック大会への出場枠が7組なので、あと2組、6位「皆々救助隊」(102点)と7位「救鼠GO秒」(99点)が次大会へ出場です。


セカンダリは、「M-4」が一階で一人外したのとゴールできなかっただけで、190点というすばらしい点数で優勝でした。 2位の「LINK」は安定した走りでしたが・・・一階で2人の緑の被災者を放置したのと、2つめのギャップでコースを外れて、神の手が入りました。 その結果、175点でした。 「PERIOD.」は、一階はほとんど完璧な走りだったのですが、坂道で外れて30点を失ってしまい惜しくも3位でした。(セカンダリは関東ブロック大会へは2組しか行けないようです。)
ちなみに、都立産技高専のチームがもう一つあり、主審の「P1」が「おまえの走りを見て、少なくとも5人の子供が高専に幻滅して入学希望者が減ったかもしれないぞ」などと言っていました。 逆に、こんなに、たのしい学生さん達がいる高専への希望者が増えたように思いますよ。

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東京ノード大会スタッフ録

2008-03-17 | RoboCup2008

警告 長いです。


昨日は東京ノード大会が開催されました。 今回は、私も何かお手伝いしたいな~ということで、レスキューの副審をさせていただくことになりました。


そのスタッフ録です。


スタッフは朝8時集合ということで、頑張って早起きして8時前に会場である、都立産業技術高専に着きました。 そうしたら、すでに結構な人たちが入り口に集まっています。(昨年は、開会式までに受付を済ませられればいいや、ということで9時くらいに到着したように記憶しています。) みんな気合入れて来ていますね。

スタッフ受付には、富永先生がいらっしゃって、書類の入った封筒を渡してくれました。
レスキュースタッフの集合場所に行ってみると、本日の主審である「P1」と「P2」のお二人が、2つの競技台にコースを作り、被災者を貼り付けておりました。 また、もう一人の副審(Tさん)は、渋谷の学校の先生だそうです。 そしてレスキューのチーフは神奈川ノード大会でお世話になった船本さんでした。


今回のレスキューの参加チームは、プライマリ25組、セカンダリ5組で合計30組です。 昨年までは、片方の競技台がプライマリで、もう片方がセカンダリというように分けていたのですが、今回は30組を半分にして、15組ずつアリーナAとアリーナBで競技することになっていました。(もちろん一発勝負!)
2つの競技台で、不公平が無いように、慎重にコースを作っていました。

コースができたところで、スタッフミーティングとして、本日のスケジュールや運営に関する確認をして、ルールについてもスタッフ皆で意識合わせをしました。(私も2回目なので、だんだん慣れてきました。)


スタッフミーティングが終わったところで、参加チームにはコースを開放して調整をさせるのと、車検を開始することになりました。 車検は、「P1」が大きさの計測、「P2」が2秒間止まってランプが光るかを確認するのと、簡単なインタビューをします。 私は車検が終了したロボットの写真を撮りました。(Tさんは、参加者への誘導・案内をしてくれました。)


この車検ですが・・・なかなか終わりません。 まず、大きさ(直径22㎝の円筒に収まること。)でパスできないロボットが結構います。(大会当日にロボットの改造をするようでは、高得点は期待できないと思うんですけど。)

でも、指摘されたチームのメンバーは必死でいろいろ対策をしてなんとか、小さくしてきたり、稼動部分を大きく動かないように固定したりしてきました。 また、ランプの付いていないロボットもあり、なんか目的がよく判っていないように思いました。(この「思いました」というように、「P2」がやさしく対応してくれていましたので、私は隣で黙って見ているだけでした。 本当は、いろいろ言いたくてウズウズしていたのですが・・・)


車検を一緒に見ていると、本当にいろいろなロボットがありますね。 大きいものや、小型のもの、がっちりしたものや、その場でもポロポロと部品を落としていくもの・・・今回は自作機が2チームあり、それもキットのようなものではなく、本当のオリジナルのようでした。(Tさんのチームだそうです。) よく見ると、私がこの正月からやろうとして、挫折していた自作ロボットと似ています。(中学生に負けた!と、ちょっと思いました。)


今年の流行なのか、ロボットを持つところ(いわゆる把手)を作っているチームが多かったです。 「M&Y」も流行に乗り遅れないように把手を付けています。


ちなみに、「P1」の車検は面白いです。 ロボットの特徴を見つけては「これはすごい」「おもしろい」とか、「これどうなってるの?」「へぇ~」とか、楽しい評価をしてくれます。 褒められたチームメンバーも楽しそうに会話します。 これがコミュニケーションの極意ですか!

「P1」も「P2」も慣れているのか、とっても対応が上手ですね。

セカンダリのチームはほとんどが都立産業技術高専の生徒さんで、先輩に車検をしてもらっていることになります。 「P2」が「特徴を教えてください。」というと、「俺もやるんですか えー知ってるでしょ? じゃーこれはこーで、あれはあーで・・・」と、恥ずかしそうに説明するのが、隣で見ていて面白かったですね。


開会式後にチームメンバーを集めて、参加者ミーティングがありました。 そこでは、審判への抗議は一切認めないこと、たとえ審判がロボットを壊してしまっても審判に責は無いこと・・・等を説明していました。(結構厳しい~)
あとは、ルールに関する説明をして、質問対応などをやっていました。


13:00からいよいよ競技開始です。 最初だけ船本さんが簡単なインタビューをしました。 こちらの競技台の最初のチームは「A.S.T」でした。 船本さんの「目標は」という質問に対して、「初めての参加なので、半分の100点を目指します。」としっかりと答えていました。
「M&Y」は、別の競技台だったので、全く見られませんでした。)


競技の副審をやっていて感じたことですが・・・
ロボットがきちんと動かなかったり、線を外れたりするたびに「誤発見」や「競技進行停止」の回数を「正の字」で付けていくのですが、「正の字」が並んでくると、なんだか悲しい気持ちになります。(正直、心の中では、早くリタイアしてくれー、と考えてしまいます。)
逆に、きちんと進むロボットを見ていると、ほっと安心した気持ちになりました。(まああんまり、高得点を取られても困るんですけど。)

線を外れて、壁に向かって進み、壁に当たってもそのまま「ガガガガ・・・」と苦しそうな音を立ててモーターが回るのはロボットが悲鳴をあげているみたいでした。(早く助けてあげたいのですけど、20秒はそのまま見守るしかありません。)

今年は、レッドゾーンの攻略については、パターンができてきたみたいで、部屋の端からスキャンしていく方式が多かったようです。 そのため、10分より前に終わることが多く、結構順調に競技順が進んでいきました。(昨年はランダムに動いて10分間を使い切るチームが多かったです。)


こちらの競技台の最後のチームは「LINK」でした。 船本さんが、「LINK」を「2回も世界大会に出場して、1回は優勝している」と紹介したからか、観客がいっぱい集まってすごい人数でした。 「LINK」の競技を自分だけすごく間近で見ることができる優越感を感じながら、副審をしていました。(主審の「P2」の方が間近ですが。)
レッドゾーンに入ると、「LINK」だけは、決め撃ち?方式で、最短で全員の被災者を発見するというすばらしい走りを見せてくれました。 集まった観客も拍手喝采です。

片方の競技台が15組でしたが、2時間程度で終了しました。 あとは、競技台を片付けて閉会式ということになりました。競技台を片付けるときに、一緒に7階に行き、念願の「制御の達人」の写真を撮ることができました。


スタッフの皆様、一日ご苦労様でした。 いや~本当に疲れました。
でも本当に楽しかったです。

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