小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

加藤の次は、又、村上か!?:

2015年11月29日 | 社会戯評

加藤の次は、又、村上か!?:

旧誠備グループの加藤が、不正株価操作で、逮捕された次は、又、村上か?!「ライブドアーとニッポン放送株のインサイダー取引」で、起訴され、多額の追徴金を課せられたたにも拘わらず、結審後は、容疑を否認し続けるだけではなく、多額の保釈金と娘や親族をも巻き込んだ新たなM&Aファンドの立ち上げや、更には、隠れ簑としてのNPO寄附団体への支援とか、更には、マスメディアまでも、翻弄するような「もの言う株主」と称して、再び、シンガポールを拠点として、海外を股に掛けて、世代を超えて、復活してきている。それにしても、普通のサラリーマンでも、せいぜいが、生涯給与の総額でも、数億円になれば、大したものであるのに対して、片や、インサイダー取引や、不正株価操作やら、証券取引法の違反で得た不当な利益を、既に、海外のタックスヘブンへ、移転して、いくらでも、追加の追徴金を課せられたとしても、或いは、高額な保釈金を支払って、自由に、或いは、ダミーを通じて、引き続き、業務を継続可能にする訳である。何とも、経済犯罪なるものは、刑事罰事件と異なり、何でも、司法では、カネで、解決されてしまうものであるのも、不可思議であろう。昭和初期の井上日召の「血盟団」事件、「一人一殺」ではないが、相変わらず、マス・メディアやバラエティー番組に、性懲りもなく露出してくるような輩に、似たような刃が、向かうような風潮が、蔓延する可能性は、否定しきれないし、既に、富と教育、生活の格差が、或いは、眼に見えない形での「拝金主義」が、じわじわと、進行中であることに、そして、ますます、社会正義の不条理、不当性に対する不満の爆発が、或いは、こうした暗いマグマが、沸騰点に向かって、爆発寸前に、向かいつつあり、そして、何かのきっかけで、突然、火山噴火のように、或いは、パリのテロ同様、遭遇する事態に至らないか、おおいに、心配になるところである。

 



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