うつそみの 人を盗みて おのが世の さいはひを食ふ 馬鹿者の罪
*相変わらずしゃきしゃきと詠めませんが、何とかこれは詠めました。苦しいスランプの中で、にじるようにしか進めなくても、やれることはやるべきですね。
ツイッターの方で、大火が繰り返し言っていることですが、世の中には他人からいいものを盗んで、自分の人生を勝手に作り変える輩がいます。本来の自分の人生では、いろいろな罪の反動が帰ってきて、つらいことになるので、つらい思いをするのが嫌なばかりに、他人の徳分や幸福を盗んで自分にくっつけ、自分の人生が良い方向に向くように操作するのです。
これを霊的ずるというのですが、残念ながらこれをやっているものは相当にたくさんいます。実に多くの人間が、自分の人生を好きなように勝手に書き換えているのです。
たいして努力もしないのに、運が開けてきたり、未熟な人格で修業もできていなさそうなのに、標準以上の暮らしができていたりするのは、たいていそれです。
本来なら、自分の努力に励み、世のために人のために尽くしている人ほど、良い暮らしができるはずなのです。馬鹿者はそれをゆがめて、好き放題に盗みをやり、何も努力しない馬鹿ほどえらくいいものになれるのだと、そういうことにしてきたのです。
世間の理不尽や矛盾は、たいてい馬鹿が裏でやっていることの現れなのですよ。
しかしそういう馬鹿者も、この時代で行き詰まることになったのです。馬鹿があまりにひどいことをやりすぎたので、神が本気で怒っていらっしゃるからです。
馬鹿が自分だけの幸福をつくるために、どれだけの人間を不幸にしているか、神はご存じなのです。その他人の不幸の上に自分の幸福な人生をつくっている馬鹿者は、もうこの時代ですべて人間を落ち、人間の世界を追い出されることになったのです。
自分の努力は何もせず、嘘と盗みばかりで生きてきたことのツケが回ってきたのです。ずるいことばかりして、人間を馬鹿にしてきた罪の反動が、とうとうやってきたのです。