ムジカの写真帳

世界はキラキラおもちゃ箱・写真館
写真に俳句や短歌を添えてつづります。

たまをくづしし

2023-02-15 08:11:37 | 短歌





みつかひの かほをまねては おのが身の たまをくづしし 人ぞうたてき




*今週は一つも歌が詠めませんでした。きついスランプですね。ひねろうとしても感性のアンテナがまるで立ち上がらず、言葉が浮かんでこないのです。なので表題の歌は一年前の作です。こういう時、積み重ねが生きる。詠める時にたくさん詠んでおいてよかったという思いです。

「みつかひ」とは天使のことですね。「たま」はここでは霊魂のことです。

天使の顔を真似しては、自分の霊魂を壊してしまった、そんな人ほど愚かなものはないなあ。

ツイッターの方で、大火がずっと叫んでいたことですが、天使の顔や髪形を真似して、美貌を盗んで自分に取り入れると、自分の霊魂が壊れてしまうんですよ。なぜって美貌を盗むことは、徳分を盗むことと同じだからです。天使の徳分なんて盗んだら、完璧に人間の限界を超えて、霊魂が壊れてしまうのです。

蛙が牛一頭を食えば、完璧に自分が壊れてしまうでしょう。それと同じです。馬鹿は軽い気持ちで天使の美貌を盗んで、自分の霊魂を壊してしまうのです。

このことを、大火はもう3~4年も、根気強く言い続けてきましたね。でも馬鹿というのは一切聞かなかった。未だに天使の真似をやめない。壊れてしまった霊魂をひきずって、盗んだ美貌をひけらかしては、美しいでしょうと言いたげに笑っている。

正直、これはもうだめだと、匙を投げてしまっているのが、今の状態だ。馬鹿には、霊魂が壊れるということが、どんなに大変なことか、まるでわかってないのです。それは人間を落ちるということだ。永遠に人間に戻れない。そして神が約束してくださっていた、美しい人間の未来を、すべて失うということなのだ。

馬鹿が、天使が美しいからと言って、その美貌を盗んでかぶり、天使になりたがる。あんなきれいなものになれば、なんだって自分の思い通りにできると、思っているのだ。そういう醜いエゴが黒々と目の中に見えているのに、顔だけは天使にそっくりなのだ。それは天使などではない。あまりにも馬鹿らしいお化けの類ですよ。

そういう馬鹿は、もうあきらめるしかなさそうです。落ちるものはもう落ちるしかない。悲しいことですがね。

自分のことだけ考えて、馬鹿なことばかりやっている馬鹿は、愛にも我慢の限界があることを知らねばならない。





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