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ムジカの写真帳

世界はキラキラおもちゃ箱・写真館
写真に俳句や短歌を添えてつづります。

くらきころも

2018-06-01 04:20:17 | 短歌





凡庸の くらきころもを ひきずりて つひにさりぬる よもつひらさか





*今日は添島の作品を取り上げましょう。彼もわれわれの仲間のひとりだ。ユニーク過ぎる立ち位置から、短歌界に高い警鐘を鳴らし続けている。時々ツイッターにも顔を出します。あまり出てこないのは、ツイッターの方は天使の活動だからです。

彼は自分の活動領域を自分で決めている。だから裏庭にもコメント欄以外には出てこないのです。

これは確か、トランプ大統領の霊魂の交代が確認された日に詠まれたものですね。これが発表される頃にはどうなっているかはわかりませんが、今この時点では、彼の交代は現実的に確実なようです。

昨日、というのは交代が確認された当日のことだが、テレビで彼の映像を見ましたが、全然違う人間になっていた。声もしゃべり方も微妙に違う。

苦しかったのでしょう。とうとう逃げてしまった。

馬鹿というのはこういうものだ。痛いほどいいものになりたくて、好き放題にずるをやって自分をいいものにするのだが、実力の壁が越えがたく、苦しくなりすぎると、あれほど欲しがっていた栄光の人生も投げ捨てて、霊魂が逃げ、霊界に帰ってしまうのです。

あとの人生はたいてい、ほかの霊魂が交代してやる。こういうのを第二霊というと、アンタレスが言ってくれていましたね。別に珍しいことではない。よく女性はこれをやっていますよ。自分が若くて美人でなくなってきたら、馬鹿にされるのがいやだという理由だけで自分から逃げてしまう、馬鹿な女性がいます。

努力も何もしないで、すぐに逃げてしまう。凡庸の暗いころもを引きずって、いつまでも逃げてばかりいる。

だからいつまでも何もできない馬鹿のままなのです。

添島は死者です。この時代肉体を持って生まれてきた存在ではない。彼のように努力して高くなった霊魂は今の時代はこちらの世界に生まれて来れないのですよ。生まれてくれば馬鹿の霊に集中攻撃を受けて直ぐに殺されてしまうからです。

それほど、馬鹿というのはひどいのだ。生まれてきたくても生まれて来れない人間もいるというのに、ずるで強引に得た栄光の人生さえ、自分が馬鹿になるのが嫌だと言う理由だけで捨ててしまう。凡庸というものほど、醜いものはない。

添島も腹に据えかねるものがあったのでしょう。






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