こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

フランダースの小学校

2005-09-19 13:59:41 | 教育
Bokrijkのなかに移築された、ハッセルトにあった小学校。19世紀に建てられた。この建物に先生が住んでいて、その隣りが教室になっている。最後の先生だったMaria Govaerts(1867-1869)は、School Maryと呼ばれていたという。





先生役の女性が、子ども相手に授業の真似事をしているところ。教室の正面には聖人の像。壁には神について書いた文章。カソリックの教えは、学校のなかでも重きを置かれていたに違いない。





こんな小さな小学校で学んだ子どもたちは、どんな大人になっていったのだろうか。

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4 コメント

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入れ物 (KOYASU)
2005-09-19 20:58:51
TBどうも。

小さい出すね。ペスタロッチの居間の教育学風ということなのでしょうか?そんなこと関係なく、通学していた子どもの数によるのでしょうか。



記念館になっているようですね。
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Unknown (picomi)
2005-09-19 20:59:51
3月から1日もかかさず拝見させていただいてます。

都築さん、気をつけて帰って来てくださいね。

なんか、寂しいけど研究とお講義が待っているから仕方ないですね。沢山、勉強になりました。ありがとうございます。私は、大学へ行きたかったけど家の事情でいけなかったんです。学生さん、きばって学んでおくれやす。
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ハッセルト (都筑)
2005-09-20 02:49:09
KOYASUさん、この学校が元々あったハッセルトは、今は日本の伊丹市と姉妹都市になっており、フランダース・日本・ハッセルト・ゴルフ&ビジネスクラブというゴルフ場があるぐらい、産業的に発展している所です。



昔のハッセルト(リンブルグ州)は貧しい地域だったようで、私がお世話になっている教授は、高校生の頃、毎日片道4キロを自転車で学校に行き、昼ご飯を食べに家に戻り、再び午後から孝行へ行く毎日だったそうです。



今のリンブルグには、炭鉱労働者として働いていた(すでに閉山している)トルコ人が多く、生活格差が形を変えて生じているようです。
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Unknown (都筑)
2005-09-20 02:55:10
picomiさん、コメントありがとうございます。また毎日ブログを見てくださったとのこと、重ねて感謝します。



日本に帰れば、今度は「平成狸合戦ポンポコ」の舞台になった自然溢れる八王子での生活です。わが家の狭い庭は、子狸が顔を出したり、スズメバチが巣を作ったりするような所です。



引き続き、ごひいきにしてください。
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