こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

飛んでイスタンブール

2005-08-10 03:25:32 | くらし
タイトルを見て庄野真代の歌を思い浮かべた人は、私と時代を共有している。

2階に住んでいるオズカンとレジヌという若い夫婦はトルコ人。二人ともルーヴァン大学の学生だ。オズカンはもうじき卒業する。

いつも会うたび、気さくに挨拶してくれる。先日、夕食に誘ってくれたのでワインを一本持って遊びに行った。トルコの初等教育は1クラス50人ほどもいて、すし詰めで大変らしい。大学を出ないと職につくのは難しいが、10人に一人ぐらいしか大学に合格できないので、2浪3浪も珍しくないらしい。食事のあと、トルコ・ティーを飲みながら、そんな話題になった。

オズカンとレジヌは英語も上手だし、ベルギーで職を見つけて働くようだ。でも、できれば故郷のイスタンブールに戻りたいと言っていた。異国での生活は、やはりいろいろ感じることが大なのだと思う。

話の中で、日本に「飛んでイスタンブール」という歌があると言ったら、歌ってくれと頼まれた。でも、サビしか覚えていなかったので、歌わなかった。サビだけでも歌えばよかったかな。別れ際に、「今度はイスタンブールで会おう」と言ってくれた。本当に気さくないい人たちだ。

今日もオズカンに会ったら、最終試験が終わったと言っていた。おめでとう。来週からのイスタンブールへの帰国の旅を楽しんできて欲しい。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ジタンの空箱 (jyakuzuregawa)
2005-08-14 02:08:31
都筑さん、こんにちは。

この歌は、いつか忘れていった、こんなジタンの空箱、こんな歌い出しでした。

ジタンはどんなタバコかわからなくて、マイルドセブンの姉妹品だ、と勝手に決めていました。

間違っても「時短」じゃありません。

オズカンさんとレジヌさんに「シュール」に歌ってあげられたらよかったかもしれませんね。
返信する
そうです、そうです (都筑)
2005-08-14 13:19:47
jyakuzuregawaさん、歌い出しはその通り。懐かしいです。



いつか忘れていった こんなジタンの空箱

ひねり捨てるだけで あきらめきれる人

そうよ みんなと同じ ただのものめずらしさで

あの日 しゃれたグラス

目の前に すべらせて くれただけ・・・

おいでイスタンブール うらまないのがルール

だから愛したことも ひと踊り風の藻屑(モクズ)

飛んでイスタンブール 光の砂漠でロール

夜だけの パラダイス





インターネットで調べてみました。

作曲 筒美京平

作詞 ちあき哲也

歌  庄野真代

1978年
返信する

コメントを投稿