こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

懐かしいテレビ番組のはなし

2005-07-02 16:33:26 | 自己
一人暮らしなので、ついついテレビを見ることが多い。テレビガイドをチェックして、面白いものがないかどうか探したりする。

ザッピングしていると、ときどき、日本のアニメにぶち当たることがある。オランダ語の「ポケモン」やフランス語の「名探偵コナン」などもやっている。そういえば、国際行動発達学会でスイスのベルンに行ったとき、部屋のテレビを朝つけたら「アルプスの少女ハイジ」をやっていた。あまりのタイミングのよさに思わず笑ってしまった。

今回見つけたのは、ベルギーのKetnetでやっていた次の番組。

荒れ野を失踪する黒づくめの男、怪傑ゾロ。子どもの頃にテレビで見たていた。その後も映画やアニメなどで何度も登場したようだが、やはり昔のものは懐かしい。ストーリーはきわめて単純。善玉と悪玉がはっきりと二分されている。正義は必ず勝つという勧善懲悪の物語だ。子どもの頃によく父親に連れられて見に行った東映の時代劇もやはり同じ。片岡千恵蔵や東千代之介はいつも「いい役」で、痛快に悪を切っていた。こうした勧善懲悪の物語は、その頃の世界全体の風潮に合致していたのだと思う。自分が子どもの頃、「正義は必ず勝つ」という物語に慣れ親しんで大きくなった。その時代精神が自分の根幹を形作っているのだと思う。

今ならばどうだろう。おそらく絵空事として、あるいは「ウソっぽく」感じられるにちがいない。子どもは時代の空気を吸いながら大きくなる。今の時代は息苦しい。今の子どもたちに必要なものとはなんなのだろうか。オルターナティブな時代精神の創造。それが、大人世代に求められている課題に違いない。













7月2日 ツール・ド・フランス開幕

2005-07-02 14:02:17 | スポーツ
昨年はベルギーでもレースがあったツール・ド・フランス。レンズさんに聞くと、ルーヴァンでも30年ほど前にレースがあったようだ。街中にバイク(自転車のこと)が溢れている街ルーヴァン。市民の熱狂もすごかったのだろうなと思う。

今日からツール・ド・フランス2005の開始。テレビ観戦で選手の走りと美しい景色を楽しむことにしよう。

日本語による情報はこちらのサイトで。