若鮎

若鮎の二手になりて上りけり
正岡子規

ひよどり

ひよどりのそれきり鳴かず雪の暮れ
臼田亜浪

雪

昨日の夕方の雨が夜半に雪に変わったようです。芝桜にも薄っすらと積もっています。

降る雪や

降る雪や明治は遠くなりにけり
中村草田男

落葉焚く

落葉焚くけむりまといて人きたる

水原秋櫻子

桐一葉

桐一葉日当たりながら落ちにけり

高浜虚子

鰯雲

鰯雲人に告ぐべきことならず 加藤楸邨

貝割菜

ひらひらと月光降りぬ貝割菜

川端茅舎

撫子

撫子や海の夜明けの草の原
河東碧梧桐

文鎮

金胎漆器の文鎮を買いました。本体は金属なので重くなっています。文鎮ですから当たり前ですね。

水滴

水滴を買う。容量は10ccほど。注ぎ口から少しずつ硯に水を注ぐ。小筆を使うときならば、半分もあれば十分。道具はやはり素晴らしい。