私の住む札幌市は、昨年からループになった路面電車が走っています。
路面電車の線路を歩いて、電車が折り返し運転ができる理由がわかりました。トップと下の写真のようにスプリングポイントがついているからです。
トップの写真をごらんください。上方向から来た電車は、ポイントの先が細くなったトングレールを車輪のフランジでこじ開けて、真っ直ぐ進むことができます。路面電車はこの部分を通過するとき、横揺れは発生しますが、低速なので大きな横揺れにはならないようです。
逆に下から上方向に進むと、曲がりのレールに沿って、反対の左側にあるレールに進んでいきます。
なので、折り返し運転ができるようです。
こじ開けられたレールはスプリングで元に戻ります。横の鉄蓋のあるところにスプリングが収められているようです。単純な機構ですが、こうなっていることを初めて知りました。世の中には知らないことが多いです。