我が家の近所のお宅には、毎年、三色のライラックが咲くお宅があります。今年も綺麗に咲きました。
「家ごとに リラの花咲き札幌の 人は楽しく生きてあるらし」と詠んだのは、歌人の吉井勇です。ライラックは、フランス語(読み?)でリラだそうです。氏が、昭和30年(1955年)6月10日から1週間、北海道に滞在した時、札幌・大通公園のライラックに感動し、詠んだ歌だそうです。大通公園4丁目には歌碑があります。ライラックは、札幌の木にもなっています。
それにしても、このお宅の紫、ピンク、白と三色のライラックは素敵です。毎年、楽しみに見ています。
大通公園では、16日(金)から明日、25日(日)まで、第56回さっぽろライラックまつりが開催されています。その後、ライラックまつりは、川下公園で開催されます(5月31日~6月1日)。この川下公園には、品種改良で園芸種として2600種あるライラックのうち、200種1700本が「ライラックの森」として植えられているそうです。
札幌には、「リラ冷え」というのもあります。ライッラクの咲く頃、通常は最高気温が20℃前後となり、暑くもなく、寒くもなく、快適に過ごせます。しかし、時々、かなり寒くなる日があります。先週の16日(土)最高気温8.7℃、17日(日)最高気温12.0℃、そして本日、24日(土)もそのようになりそうです。