5月26日(日)、私は愛媛県大洲市の観光をしました。長浜大橋、大洲城を見て、赤煉瓦館、おはなはん通も見ました。そして、「ポコペン横丁」なる所にも寄りました。トップの写真です。
ここは、琺瑯看板の宝庫でした。1回目はトップの写真の向かって右側、張り出している「ごきぶりホイホイ」からです。
① 「ごきぶりホイホイ」
1973年(昭和48年)に販売された、アース製薬㈱さんの商品です。会社更生法適用だった、アース製薬㈱さんを救った商品だったそうです。
柱に消えそうになって貼り付けられているのが、次です。
② 「ワーム」
元々は富山の薬だった、茨城県筑西市のワーム薬品株の製品でしょうか。
上の段です。電柱の陰になっていますが、養命酒だと思います。その隣です。
③ 「過燐酸化成肥料 石原産業」
茨城県かすみがうら市の㈲石原産業さんの肥料でしょうか。
④ 「小野田セメント」
1881年(明治11年)に創業した小野田セメントは、秩父セメント、日本セメントと合併し、1998年(平成10年)より太平洋セメント㈱になっています。
⑤ 「アテナインキ」
丸善アテナインキだと思います。1917年(大正6年)から販売されています。丸善雄松堂㈱の製品です。
⑥ 「ギターパス」
大阪市にある、寺西化学工業㈱のクレパスだと思います。1916年(大正5年)の創業だそうです。
下段に行きます。三菱家庭用電気品とロッテのガーナチョコレート(スイスの味だったのですね)が有ります。その横です。
⑦ 「鬼からし」
香川県綾歌郡綾川町の㈱山清が製造するものでしょうか。
➇ 「コーリン鉛筆」
1929年(昭和4年)から鉛筆工場を取得し、販売されました。しかし、1997年(平成9年)に倒産したそうです。2009年(平成21年)から流れを汲む㈱コーリン色鉛筆となっています。
⑨ 「ツバメゴム草履」
広島県福山市の広島化成㈱さんの造ったものでしょうか。全てがゴムでできた、草履なのでしょうか?
大きい看板です。
⑩ 「ニコホン綿」
高知県香南市の大三(㈱)の綿です。1929年(昭和4年)からニコホン綿として商標登録されているようです。
2枚目です。
ニコホン綿の上側隣の「日燃 光栄風呂釜、かまど」は分かりません。薪で焚く五右衛門ぶろの風呂釜でしょうか。その隣です。
① 「セーラー万年筆」
セーラー万年筆㈱は、1911年(明治44年)創業です。
② 「ヱデナール」
戦前のものでしょう。横文字を右から左に読みます。琺瑯看板では、東京となっていますが、大阪市の丸勝製薬㈱さんの胃腸薬でしょうか。
下段に行き、毎日新聞があり、その隣です。
③ 「ホシ胃腸薬」
作家の星新一さんんの実父、星一さんが作った星製薬㈱の胃腸薬だと思います。
④ 「パント錠」
パンテナンを配合した、保健薬で、第一三共ヘルスケア㈱さんの製品でした(元は第一製薬)でしたが、2011年に販売終了しました。
キリンビールが有り、その横に上下に並んだものが有ります。
⑤ 「長岡交配」
タキイ種苗㈱の種だと思います。1940年代、研究所が、今の長岡京市の長岡と呼ばれる地域にあったことから、こう呼ばれているようです。
こちら向きに「KODAK」が有り、その下です。
⑥ 「旭味」
1935年(昭和10年)に旭ベンベルグ絹絲さんが販売していた化学調味料(うま味調味料)でうs。JT(日本たばこ産業㈱)に譲渡され、2009年(平成21年)に販売が終了したそうです。
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