クラシック音楽のひとりごと

今まで聴いてきたレコードやCDについて綴っていきます。Doblog休止以来、3年ぶりに更新してみます。

モーツァルトのピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」 ブレンデル(Pf)・マリナー/ASMF

2008年06月30日 00時15分11秒 | 協奏曲
モーツァルトのピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271「ジュノーム」。アルフレート・ブレンデルのピアノ独奏、ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管の演奏。(アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズと書くのはシンドイなぁ・・・・・ASMFと省略するべきかいな)1978年7月の録音。フィリップス盤。モーツァルト21歳、青春時代の傑作。アカデミー室内管のふっくらと広がるサウンドに、ブレ . . . 本文を読む

ドビュッシーの「夜想曲」 デュトワ/モントリオール響

2008年06月29日 06時31分28秒 | 管弦楽曲
ブログを始めてから、沢山のコメント・助言を頂戴して、僕のレパートリーは随分広がりました。刺激を頂いたんであります。特にフランス音楽を随分聴くようになったこと、ドビュッシーが聴けるようになったのは、大変有り難いことと思っています。3年前は、あまり聴かなかったんです。何枚かLP・CDは持っていたんですが、得意ではなかったんです。過去に、そんなことを僕は書いてます。それが皆さんのアドバイスで、だいぶドビ . . . 本文を読む

サン=サーンスのピアノ協奏曲第5番「エジプト風」 ジャン=フィリップ・コラール(Pf)

2008年06月28日 03時22分41秒 | 協奏曲
週末であります。ちと、休みたいです・・・・(^^ゞ。初めてコメントを頂いた方の言葉に、こうありました。「私は昔1曲1CDだったのに、ある時、指揮、演奏でこんなに違うのかと感じてから、同曲を何枚も買ってます。家族からもったいないと言われてます。評判を聞くと買いたくなる、聞きたくなる。中毒ですかね。」(ジュリーニさん、有り難うございました。)まさに同感!全く、その通りです。僕も中毒です、病気です。「こ . . . 本文を読む

ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」 ケルテス/ウィーン・フィル

2008年06月27日 03時30分33秒 | 管弦楽曲
ブラームスが作曲した「ハイドンの主題による変奏曲」は名曲と思います。変奏曲の大家ブラームスがらしく、とても精緻でしなやかな書法で書かれた名品。管楽器のソロなどは実に美しく、チェロやヴィオラなどの内声部も充実している。曲想は変化に富むし、旋律も美しいので、大変聴きごたえがある、ブラームス若書きの作品、管弦楽作品としては第3作なのだが、よく出来ているなぁと感心する。変奏は全部で8つ。主題「聖アントニー . . . 本文を読む

ブラームスの弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 アルバーニ四重奏団ほかの演奏で

2008年06月26日 04時18分57秒 | 室内楽曲
今年の梅雨は、実に梅雨らしく、この数日は曇天つづき。にわか雨も多く、ジョギングもこのところ出来てません。身体がちと弛んできたかいな・・・・。そんな雨模様の中、ブラームスの室内楽を聴くのは、しかしなかなかエエもんです。ブラームスの弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 作品18。アルバーニ四重奏団にベスト(vla)、ウェルシュ(Vc)が参加した六重奏。1978年の録音。CRD原盤。ブリリアント・クラシックスの . . . 本文を読む

チャイコフスキーの交響曲第2番「小ロシア」 ロストロポーヴィチ/ロンドン・フィル

2008年06月25日 06時00分38秒 | 交響曲
さてさて、激務の間を縫って、未聴の山を整理しております。今日のような箱物も丁寧に聴いていきたいもんです。チャイコフスキーの交響曲第2番 ハ短調 作品17「小ロシア」。ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ指揮ロンドン・フィルの演奏。1976年10月、キングズウェイ・ホールでの録音。今春発売されたEMI盤の廉価盤全集BOXからの1枚。ロストロポーヴィチが指揮を始めて、(同時にレコーディングを始めた)、1 . . . 本文を読む

J・S・バッハの無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007 ミッシャ・マイスキー(Vc)

2008年06月24日 03時22分12秒 | 器楽曲
さて、今週も忙しくしておりますが・・・・。疲れて帰宅した夜にクラシック音楽をモゾモゾ聴くには、バッハがイイ。器楽曲が特に。チェンバロ曲などが良いのだが、弦楽器ならチェロ組曲。ヴァイオリンの例の無伴奏も良いのだが、ちと耳にキツイところがある。ゆったりと心を静める(疲れた脳もついでに)のには、無伴奏のチェロ組曲がよろしい。ストレスがやわらぎ、体の緊張がほぐれてゆくようだ。やがて、僕はソファに腰掛け、背 . . . 本文を読む

ベルリオーズの幻想交響曲は、ストーカー殺人事件・・・・? C・デイヴィス/ウィーン・フィル

2008年06月23日 04時38分20秒 | 交響曲
今日は雑誌のお話と「幻想交響曲」です。ベルリオーズの幻想交響曲 作品14。コリン・デイヴィス指揮ウィーン・フィルの演奏。1990年1月、ウィーンのムジークフェラインザールでの録音。フィリップス盤。本屋に立ち寄って、ふと見つけた本。『男の隠れ家』7月号。初めて知った雑誌。ふだん、こういうのを読まないからなぁ・・・。男性(というより、オジサンのための)趣味誌のようだが、今月号はクラシック音楽の特集。題 . . . 本文を読む

シューベルトのピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D.845 ウィルヘルム・ケンプ(Pf)

2008年06月22日 03時04分01秒 | 器楽曲
本日も雨、そして本日も仕事。雨と激務は続きます。シューベルトのピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D.845。ウィルヘルム・ケンプのピアノ独奏。1965年2月、ハノーヴァーのベートーヴェン・ザールでの録音。DG盤。ケンプによるシューベルト・ピアノ作品集からの1枚。(先頃、iTunes Storeで激安1,500円ダウンロードが出来たようですが、僕はCDですでに持っていました・・・・・買うのをもう少し待 . . . 本文を読む

マーラーの交響曲第4番 バーンスタイン/ニューヨーク・フィル

2008年06月21日 03時41分56秒 | 交響曲
ジメジメと蒸し暑い日々が続きます。夕方は大雨でした。もうしばらく、梅雨の日々を過ごさねばならんようです。さて、今日はバーンスタインを聴いてます。録音の時期は、昨日のワルターと同じ頃、そして同じCBSです。マーラーの交響曲第4番 ト長調。レナード・バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルの演奏。ソプラノ独唱はレリ・グリスト。1960年2月の録音。CBS盤。若々しく精気に満ちた演奏。朝露に濡れたような趣 . . . 本文を読む

モーツァルトの交響曲第36番 ハ長調 K.425「リンツ」 ワルター/コロンビア響

2008年06月20日 04時56分29秒 | 交響曲
今年の梅雨は梅雨らしい梅雨です。雨がよく降りますし、空はどんより。そして、この数日、蒸し暑いこと!不快指数が高まります。さて、今日はワルターのモーツァルトを聴いてます。最晩年のモーツァルト6大交響曲集からのものです。人口に膾炙した往年の名盤、古典的演奏。懐かしい演奏であります。古いなぁ・・・・・と思いつつも、しかし、ときどきワルターのモーツァルトを聴きたくなるのは、どうしてでしょう?モーツァルトの . . . 本文を読む

ブラームスの間奏曲集 グレン・グールド(Pf)

2008年06月19日 04時00分58秒 | 器楽曲
四国は梅雨空が続きます。朝晩はそうでもないんですが、日中は梅雨時らしい蒸し暑さであります。ジョギング中も、何となく汗がへばりつく感じ。緑は濃くなって来ました。田んぼでは盛大なカエルの合唱です。真夏前、もう少し走り込んでおきましょう。さて、今日はグールドを聴いてます。(消化しています、と云うべきか)ブラームスの間奏曲集。グレン・グールドのピアノ独奏。1960年9~11月、ニューヨークの30番街スタジ . . . 本文を読む

マーラーの交響曲第1番 ニ長調「巨人」 テンシュテット/シカゴ響 (LIVE)

2008年06月18日 05時00分11秒 | 交響曲
この頃、ちと散財しすぎかなと反省しております。某オークションでバッハ・ヘンデル・シューベルトのセット物が落札できてしまい、iTunes Storeのヤケクソ1,500円セールでは6セットもダウンロード購入してしまい、DHM50枚組BOXやユニヴァーサルのバイロイト33枚組BOXも届いております。あ、カラヤンのコンプリートBOX2つもまだ僕は聴取コンプリートしていないし、グールドの大箱もあったぞい・ . . . 本文を読む

ワーグナーの舞台神聖祝典劇『パルジファル』 レヴァイン/バイロイト祝祭管

2008年06月17日 05時45分40秒 | 声楽曲・オペラ
僕はワーグナーの良い聴き手ではありません。LPやCDは幾つか持っておりますが、そう頻繁に聴く方ではありません。僕にとってのワーグナーは管弦楽曲の作曲家であって、オーケストラ曲ばかり聴いてきたんですが、この春、「バイロイト33枚組BOX」が届いたこともあって、ボチボチ聴いております。しかし、33枚も長けりゃ、1曲1曲も十分に長い。ステレオに正対して聴いていると寝そうになって、いや確実に寝てしまうだろ . . . 本文を読む

シューマンの交響曲第3番 変ホ長調「ライン」 ジュリーニ/ロサンゼルス・フィル

2008年06月16日 04時46分27秒 | 交響曲
カルロ・マリア・ジュリーニが死んで3年たちました。時々彼の指揮したディスクを取り出して聴いておりますが、エエ指揮者だったなぁと思います。今日は、その最盛期の指揮を聴きましょう。シューマンの交響曲第3番 変ホ長調 作品97「ライン」。カルロ・マリア・ジュリーニ指揮ロサンゼルス・フィルの演奏。1980年12月のデジタル録音。DG盤。ジュリーニがメータの後をうけてロサンゼルス・フィルの常任であった時代の . . . 本文を読む