クラシック音楽のひとりごと

今まで聴いてきたレコードやCDについて綴っていきます。Doblog休止以来、3年ぶりに更新してみます。

ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」 ケルテス/ウィーン・フィル

2008年06月27日 03時30分33秒 | 管弦楽曲
ブラームスが作曲した「ハイドンの主題による変奏曲」は名曲と思います。変奏曲の大家ブラームスがらしく、とても精緻でしなやかな書法で書かれた名品。管楽器のソロなどは実に美しく、チェロやヴィオラなどの内声部も充実している。曲想は変化に富むし、旋律も美しいので、大変聴きごたえがある、ブラームス若書きの作品、管弦楽作品としては第3作なのだが、よく出来ているなぁと感心する。変奏は全部で8つ。主題「聖アントニー . . . 本文を読む