四国は大雨でした。今日も降りそうです。いやはや、今年の梅雨は当たり年、実によく降ります。
九州などではもっと降っている由。心配なほど、こちらは降っているのであります。
梅の実を3キロ入手しましたので、梅干しと梅シロップに漬け込み始めました・・・・(僕ではなく家人が(^^ゞ・・・・もらってきたのは僕なんですが・・・・実行力は家人の方があるのでありまして・・・・)。
梅干しの旨いのを食いたいものです。
さて、晴れた空が恋しくて、ポリーニのピアノを聴きました。
■シューベルト:ピアノ・ソナタ 第16番 イ短調 D.845
■演奏:マウリツィオ・ポリーニ(Pf)
■録音:1973年11月 ローマ DG盤
快刀乱麻を断つポリーニの演奏。これ、ポリーニ会心の一枚ではないかな。
この曲はテレビドラマ「のだめカンタービレ」で、のだめがコンクールで弾く曲になって何度も画面に出てきたので随分有名になったような気がするが、もともと名曲なのだろう、多くのピアニストが録音している。名演奏も多い。
初めて聴いたのは、もう25年以上も昔のことで、たまたま当時の職場同僚の父親がレコード店に勤めていて、閉店するので云々だったのだと思うのだが、確か半額で売ってくれるというので,喜んでボクは10枚ほど購入したのだが(もちろん、当時はLPでありまして)、その中に、フリードリヒ・グルダの弾くこの曲があった。国内フィリップス盤(レーベルはアマデオだったか)だったのだが、一聴、あまり面白くなかった。あの頃の自分は、シューベルトのソナタを聴けるほどの耳を持っていなかったのかな。
しかし、よく分からないのは悔しいので、一週間毎日このLPをターンテーブルに載せて無理矢理聴いているうちに、だんだん慣れて(多分、耳も身体も)、違和感がなくなってきた・・・・・どころか、大好きになった。
そうなると、シメタもので(と言うより、かえって散財する羽目になって困るのだが)、同曲異演盤を何枚も聴くことになる・・・・。
調べてみると、確かにこの曲には有名どころのピアニストが何人も録音していた。
シューベルトのピアノ・ソナタの中では一番好きな曲なのだから、おのずと架蔵LP・CDが増えていきます。
(いや、もとい。「おのずと」ではありません。「意識的に、どうしても欲しくて、自分でわざわざ」買うのです。これはサガというか業というか・・・・ガハハ(笑))
グルダをはじめ、ルプー、ケンプ、ブレンデル(新旧)、リヒテル、内田光子・・・・。どれも個性たっぷりで面白い。
さて、ポリーニの演奏は、若くて溌剌、たくましい肉体を持って、ストレートがよく走る,しかも精密なコントロールを誇る先発完投型の大投手の雰囲気を持つ演奏。
たとえが悪かったか・・・・・スンマセン。
ただ、久しぶりにポリーニの演奏を聴いていて、先日BS放送で見た日本ハム・ファイターズのダルビッシュ投手を思い出していた。
長身でたくましい肉体、キリッとしたマスク。直球は軽く150㎞を越える豪速球、しかも変化球も多彩で問題なく使いこなし、さらにスゴイのは精密機械のようにビシビシとコーナーに投げ込んでゆく・・・・。
「ああ、こりゃ、ポリーニだぞよ」・・・と見ていて、ボクは思ったのであります。
ポリーニのこの演奏、そう、ダルビッシュの投球を見てもらうと、その凄さが分かると思います。
ヒドイ例えでしたが・・・・でも、う~む・・・ダルビッシュはポリーニだなぁ・・・。
録音は上々、40年近く経過した今でも素晴らしい音で鳴っています。
アナログ録音の、ふっくらとしたところもあります。
ポリーニの硬質で輝かしい音が部屋に満ちてゆく幸福を味わえます。
イイ演奏、イイ録音でありました。
九州などではもっと降っている由。心配なほど、こちらは降っているのであります。
梅の実を3キロ入手しましたので、梅干しと梅シロップに漬け込み始めました・・・・(僕ではなく家人が(^^ゞ・・・・もらってきたのは僕なんですが・・・・実行力は家人の方があるのでありまして・・・・)。
梅干しの旨いのを食いたいものです。
さて、晴れた空が恋しくて、ポリーニのピアノを聴きました。
■シューベルト:ピアノ・ソナタ 第16番 イ短調 D.845
■演奏:マウリツィオ・ポリーニ(Pf)
■録音:1973年11月 ローマ DG盤
快刀乱麻を断つポリーニの演奏。これ、ポリーニ会心の一枚ではないかな。
この曲はテレビドラマ「のだめカンタービレ」で、のだめがコンクールで弾く曲になって何度も画面に出てきたので随分有名になったような気がするが、もともと名曲なのだろう、多くのピアニストが録音している。名演奏も多い。
初めて聴いたのは、もう25年以上も昔のことで、たまたま当時の職場同僚の父親がレコード店に勤めていて、閉店するので云々だったのだと思うのだが、確か半額で売ってくれるというので,喜んでボクは10枚ほど購入したのだが(もちろん、当時はLPでありまして)、その中に、フリードリヒ・グルダの弾くこの曲があった。国内フィリップス盤(レーベルはアマデオだったか)だったのだが、一聴、あまり面白くなかった。あの頃の自分は、シューベルトのソナタを聴けるほどの耳を持っていなかったのかな。
しかし、よく分からないのは悔しいので、一週間毎日このLPをターンテーブルに載せて無理矢理聴いているうちに、だんだん慣れて(多分、耳も身体も)、違和感がなくなってきた・・・・・どころか、大好きになった。
そうなると、シメタもので(と言うより、かえって散財する羽目になって困るのだが)、同曲異演盤を何枚も聴くことになる・・・・。
調べてみると、確かにこの曲には有名どころのピアニストが何人も録音していた。
シューベルトのピアノ・ソナタの中では一番好きな曲なのだから、おのずと架蔵LP・CDが増えていきます。
(いや、もとい。「おのずと」ではありません。「意識的に、どうしても欲しくて、自分でわざわざ」買うのです。これはサガというか業というか・・・・ガハハ(笑))
グルダをはじめ、ルプー、ケンプ、ブレンデル(新旧)、リヒテル、内田光子・・・・。どれも個性たっぷりで面白い。
さて、ポリーニの演奏は、若くて溌剌、たくましい肉体を持って、ストレートがよく走る,しかも精密なコントロールを誇る先発完投型の大投手の雰囲気を持つ演奏。
たとえが悪かったか・・・・・スンマセン。
ただ、久しぶりにポリーニの演奏を聴いていて、先日BS放送で見た日本ハム・ファイターズのダルビッシュ投手を思い出していた。
長身でたくましい肉体、キリッとしたマスク。直球は軽く150㎞を越える豪速球、しかも変化球も多彩で問題なく使いこなし、さらにスゴイのは精密機械のようにビシビシとコーナーに投げ込んでゆく・・・・。
「ああ、こりゃ、ポリーニだぞよ」・・・と見ていて、ボクは思ったのであります。
ポリーニのこの演奏、そう、ダルビッシュの投球を見てもらうと、その凄さが分かると思います。
ヒドイ例えでしたが・・・・でも、う~む・・・ダルビッシュはポリーニだなぁ・・・。
録音は上々、40年近く経過した今でも素晴らしい音で鳴っています。
アナログ録音の、ふっくらとしたところもあります。
ポリーニの硬質で輝かしい音が部屋に満ちてゆく幸福を味わえます。
イイ演奏、イイ録音でありました。
西日本の雨は、驚くほど多いようですね。四国の水がめは、十分に満タンになったことでしょう。当地は、今朝からぱらぱらと降ってきました。サクランボの収穫には長雨は迷惑ですが、畑にちょうどいいお湿り程度であれば、働く人の休息日になって、ありがたい面もありますね。
ダルビッシュは、ものすごいピッチャーになりました。制球力、ストレートの速さ、変化球の切れ、どれをとっても最高レベル・・・・ということは、やはりポリーニですよ!スゴイなぁと思います。
今年の梅雨はホンマの梅雨でして、実によく降ってくれます。もう渇水に心配はしないで済みそうです。ただこれ以上降ってくると、土砂崩れが心配です。
東北もそろそろ本格的な梅雨、雨降りのようですね。