クラシック音楽のひとりごと

今まで聴いてきたレコードやCDについて綴っていきます。Doblog休止以来、3年ぶりに更新してみます。

ジュリーニ/ロスPOのブラームス 交響曲第1番 ハ短調 作品68

2011年05月31日 04時59分39秒 | 交響曲
旧聞に属しますが、「ジュリーニ・イン・アメリカ」という輸入盤BOXものが発売されています。2種類ありまして、一つはロスPOとのベートーヴェンやブラームス他、もう一つはシカゴSOとの交響曲9番シリーズ他の箱物です。廉価盤となって激安になりました。1970年代後半から1980年代前半の演奏・録音で、長いことレギュラー盤だったものも多いです。 これは、おすすめでありまして、名指揮者ジュリーニの全盛期の演 . . . 本文を読む

ブーレーズ/ウィーン・フィルのマーラー  交響曲「大地の歌」

2011年05月30日 04時53分54秒 | 交響曲
よく降る雨です。 休日もずっと雨でした。台風の被害はありませんでしたが梅雨前線が活発で、十分すぎる量の降水でした。 さて、今日書いているのはマーラーの「大地の歌」です。 この曲はさて、交響曲に分類すべきなのか、オーケストラ付きの歌曲に分類すべきなのか・・・・。 交響曲全集でも収録しているものと、そうではないものとありますしねえ。 先日購入した河出書房の文藝別冊『マーラー』でも、渡辺和彦氏が同様の . . . 本文を読む

ドホナーニ/クリーヴランド管のシューマン  交響曲第4番 ニ短調 作品120

2011年05月29日 04時30分22秒 | 交響曲
終日雨です。降水量が増えております。 雨降りが続くというのはあまり良い気分ではないのですが、四国瀬戸内はもともと雨の少ない地域ですので、この時期に雨が沢山降ってくれるのは実は大歓迎なのです。 県都松山では毎年のように水不足が話題になります。このごろ、都市部への人口集中が進んでいますので、石手川ダムだけに水瓶を頼っている松山では、水の消費量をまかなう水源にも限界が近づいているようです。大変です。平 . . . 本文を読む

アルゲリッチとデュトワ/OSMのショパン   ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21

2011年05月28日 04時10分00秒 | 協奏曲
梅雨寒の天気です。 昨日は梅雨入り直後の、独特の寒さでした。 ボクは雨を眺めながら、ショパンを聴いておりました。 ■ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 ■演奏:マルタ・アルゲリッチ(Pf) シャルル・デュトワ指揮モントリオール響 ■録音:1998年10月 モントリオールの聖ユスターシュ教会  EMI盤 ああ、アルゲリッチの音! 輝きながらも軽くなりすぎず、芯が詰まってしっかりした . . . 本文を読む

ピエール・フルニエのバッハ  無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV 1007

2011年05月27日 04時41分36秒 | 器楽曲
今週はずっと雨です。うっとうしいなぁと思っていたら、昨日から四国地方は梅雨に入りました。 平年より一週間ほど早いようです。日本列島の南海上には台風も発生した由。週末は大雨かもしれません。 雨の一日、肌寒かったので、温かみのある音で音楽をと思い、LPを取り出しております。 ■J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV 1007 ■演奏:ピエール・フルニエ(Vc) ■録音:1960年  . . . 本文を読む

レヴァイン/ベルリン・フィルのベルリオーズ  幻想交響曲

2011年05月26日 05時10分17秒 | 交響曲
今日は素晴らしい録音の交響曲。 少し大きめの音量で聴くと迫力満点、ストレスなどは吹っ飛ばすことできそうです。(あまり大きすぎると、部屋が吹っ飛ぶ?・・・・) 時には家人に気兼ねなくガンガン鳴らしたいもんです。 ■ベルリオーズ:幻想交響曲 ■演奏:ジェームズ・レヴァイン指揮ベルリン・フィル ■録音:1990年 ベルリン イエス・キリスト教会  DG盤 録音はこの時期のBPOにしては珍しい教会録音 . . . 本文を読む

フランチェスカッティ(Vn)&ワルターのベートーヴェン  ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61

2011年05月25日 05時08分57秒 | 協奏曲
日本の南岸に前線が停滞して、今週は雨模様であります。 昨日は午前中まで雨、午後からは上がって少し気温も上昇、この季節としては寒暖の差が大きい伊予路であります。 しかし、着実に夏は来ているようで、ジョギング路の緑は少しずつ濃くなってきています。家人が家のあちこちで育てている草花も、花をつけました。 (ワタクシが育てているわけではありません・・・・・(^^ゞ) 空を見ていると、何となく梅雨っぽく、今年 . . . 本文を読む

ジュリアードSQのベートーヴェン  弦楽四重奏団第4番 ハ短調 作品18の6

2011年05月24日 03時46分04秒 | 室内楽曲
四国は雨降りです。五月雨であります。午後から気温がだいぶ下がりました。 この数日は半袖で仕事をしていたのに、今日は上着着用です。 職場の若い士の中には体調を崩しているものもいます。暑くなったり寒くなったり、ちと大変なので無理させんようにしています。 さて、今日もベートーヴェンのハ短調を。 ■ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 作品18の4 ■演奏:ジュリアード弦楽四重奏団 ■録音:1 . . . 本文を読む

ヴェーグとシフのベートーヴェン   ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調

2011年05月23日 05時49分59秒 | 室内楽曲
休日でありました。 ジョギングしたり、畑の世話をしたり、そして音楽に読書・・・。まだ先のこととはいえ、定年退職したらこういう生活になるんやろうなぁと思いつつ、のんびりしておりました。 クラシック音楽を聴くということは、閉じこもることが多くなるということ、家人は心配して買い物などに出来るだけ僕を連れ出そうとします。 まあ、家の中にこもってばかりにならぬよう、毎朝6㎞のジョギングをしているんだけれどな . . . 本文を読む

ハイドンの交響曲第1番 ニ長調    ドラティ/フィルハーモニア・フンガリカ

2011年05月22日 05時45分26秒 | 交響曲
このごろの通販の速度はものすごいものがあります。 例えばHMV。夕方5時頃クリックすると、その夜には「発送しましたよ」メールが届き、翌日の午後3時頃には自宅に到着します。我が家は四国愛媛の西条市にあります。東京を出発して、瀬戸大橋を多分渡って・・・いやはや全く高速であります。佐川急便スゴイ! そういえば、Amazonも速いですねえ。これも一両日に到着します。たまげます。 あ、これも佐川急便か。スゴ . . . 本文を読む

ストコフスキー/ロンドン響のR・コルサコフ  交響組曲「シェエラザード」

2011年05月21日 05時46分45秒 | 管弦楽曲
3日間出張でありました。真面目に仕事しておりました。 2日間は県都松山にて研修です。久しぶりに路面電車に乗りました。 次男坊がこの春就職して松山にいますので、出張ついでに晩飯を食ったり、荷物の入れ替えを手伝ったりしました。実は次男坊はボクとほとんど同業なので、仕事の話が実に合います。 まじめに働いているようで安心しますし、これは親バカですが、成長しつつある息子とメシを食うのは結構楽しく嬉しいものな . . . 本文を読む

ツィマーマンの弾くドビュッシー   前奏曲集第1巻

2011年05月17日 22時22分52秒 | 器楽曲
初夏の風が強く吹いておりました。 本日は定刻で勤務終了、さっさと帰ります。 伊予西条の田園地帯では、金色に実った麦の穂が風になびいておりました。強い西風に麦の穂が揺れます。強い西風・・・・・ほう、そうか、西風が見たものは、こんな風景かもしれないねえ・・・・と車窓に広がる景色を眺めて思ったのであります。 そこで、今日はドビュッシーを取り出しました。 ■ドビュッシー:前奏曲集第1巻 ■演奏:クリス . . . 本文を読む

テンシュテットのシューベルト 交響曲第9番 ハ長調「グレート」

2011年05月16日 21時41分16秒 | 交響曲
爽やかな五月の週初め、まじめにいつも通り仕事をしております。 自宅から通える勤務先となって、実にラクになりました。車で15㎞、通勤時間は渋滞がないので25分です。朝7時に家を出ると、7時半少し前に到着であります。 落ち着いて仕事の準備にかかれますし、部下に指示する時間も十分にあります。有り難いものです。 都会の人たちが「痛勤」と称するほどの満員電車や道路の渋滞を思えば、田舎の通勤は楽なものだなぁ . . . 本文を読む

マイケル・ティルソン=トーマス/サンフランシスコ響のマーラー 交響曲第3番

2011年05月15日 19時58分33秒 | 交響曲
四国伊予路は今日も爽やかな五月の天気でありました。 石鎚山の残雪もようやく溶けました。新緑の四国山地が我が家の目の前に広がります。 早くも田植えの済んだところあり、麦刈りの始まるところあり、伊予西条の田園地帯では、それぞれの農耕の暦がめくられております。 休日だったので、単身赴任では断っていたネット生活を満喫。このごろはダウンロード音源があちこちにあるようです。スゴイですねえ。 CDがそのままア . . . 本文を読む

ブーレーズのマーラー 交響曲第3番

2011年05月14日 20時17分32秒 | 交響曲
やや強めの風が吹いたものの、爽やかな五月の一日でありました。 初夏の風は気持ちのいいものです。 この数日は雨模様、時に強く降るとともに五月にしては異常に蒸し暑く、まだ暑さに慣れていない身体には随分こたえました。 さてさて、今年はいったいどこまで暑くなるのやらと心配しておりましたが、何とか平年の気温に戻ったようです。 では、「夏の交響曲」を聴きましょう。 マーラーの交響曲第3番です。交響曲史上屈 . . . 本文を読む