クラシック音楽のひとりごと

今まで聴いてきたレコードやCDについて綴っていきます。Doblog休止以来、3年ぶりに更新してみます。

今年一年お世話になりました ハイティンク/ACOのベートーヴェン「田園」

2005年12月31日 06時45分07秒 | 交響曲
年末の大掃除で、家中の窓拭きであります。いやはや大変でした。しかし、ピカピカになりました。柔らかい陽射しの、四国の冬らしい穏やかな天気。我が家の前に広がる田んぼは、金色に輝いております。こういう日には「田園」を聴きたい。で、交響曲第6番ヘ長調「田園」。ベルナルド・ハイティンク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管の演奏。1986年4月、コンセルトヘボウでのフィリップス録音。このベートーヴェン全集を . . . 本文を読む

オトマール・スウィトナーを沢山聴きました ~ シューベルトの交響曲第9番「グレート」

2005年12月30日 04時53分45秒 | 交響曲
今年はスウィトナーのCDを沢山聴きました。懐かしさもありまして、ホンマに沢山買いました。スウィトナーは、独墺系交響曲の「全集魔」。ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、シューマンは揃っているし、モーツァルトもめぼしい交響曲は殆ど録音している。ブルックナーやマーラーもそこそこあるし、ドヴォルザークの全集だってある。本来はモーツァルト指揮者なのだろう、「コシ・ファン・トゥッテ」や「魔笛」が素朴なの . . . 本文を読む

テンシュテット/ロンドン・フィルのマーラー 交響曲第5番嬰ハ短調

2005年12月29日 05時25分35秒 | 交響曲
寒波が少し緩んで、四国に暖かい陽射しが戻りました。太陽さえ射し込んでくれれば、伊予路は暖かいのです。今日は松山へ最後の出張、懸案の仕事は片付かないものの、年内に出来ることはしてしまいました。紀伊國屋書店とBOOK・OFFで休暇に読む本を購入。CDの出物はなし。愛媛の値付けは高いぞ。正月、御茶ノ水のディスク・ユニオンまで軍資金は貯めておこう(^-^)。で、年の瀬、冬の夜長。最近は大曲ばかり聴いており . . . 本文を読む

シューマンの交響曲第4番ニ短調 バーンスタイン/ウィーン・フィル

2005年12月28日 05時32分09秒 | 交響曲
年末年始、何日か休暇が取れました。仕事が嫌いな訳じゃないんですが、休みがもらえるというのは嬉しいもんです。元旦から4日間、3年ぶりに埼玉に帰れそうであります。さて今日は、シューマンの交響曲第4番ニ短調作品120。演奏はレナード・バーンスタイン指揮ウィーン・フィル。1984年2月、ムジークフェライン・ザールでのDG録音。このCDはバーンスタインの交響曲全集(ピアノ協奏曲とチェロ協奏曲も含めて)3枚組 . . . 本文を読む

ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調「合唱つき」 ゲオルグ・ショルティ指揮シカゴ交響楽団

2005年12月27日 05時45分22秒 | 交響曲
今年も残すところあと1週間。さあ、そして、またもベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調「合唱」。今日はゲオルク・ショルティの指揮、シカゴ交響楽団・シカゴ交響楽団合唱団の演奏で。1986年9月、シカゴのメディナ・テンプルでのDECCA録音。ショルティの新しいデジタル録音のベートーヴェン全集からの1枚。シカゴのオーケストラ・ホールに比べて、ここはテンプルというくらいだから寺院なのだろうが(何の寺院かな?メ . . . 本文を読む

モーツァルト交響曲第41番「ジュピター」 バーンスタイン/ウィーン・フィル

2005年12月26日 06時41分48秒 | 交響曲
寒さが緩んだ連休最終日でありました。良い天気。太陽が恋しい寒波だったからねぇ。三男はボランティア合唱で商店街へ、次男は吹奏楽アンサンブル・コンテストで土居町へ(ではない、四国中央市になったんだった・・・・・「平成の大合併」で(^^ゞ)。夫婦で応援、東へ西へ。こんなこと出来るのは、あと僅かだと妻に励まされ、まぁそうだわいのぉ・・・とついて行くワタクシ。息子たちも健闘、上出来でありましたな。さて、綺麗 . . . 本文を読む

シューベルトの交響曲第5番 グッドマン/ハノーヴァー・バンド

2005年12月25日 07時03分32秒 | 交響曲
押し詰まってきました。この連休は年賀状書きです。文面さえ作ってしまえば、あとは住所も含めて年賀状ソフトがやってくれますしね、プリンターの速度次第の作業なんです。でも、我が家は家族が多いので大変。結局、今年も800枚くらい印刷しましたなぁ。EPSONのもう旧式になったPM870C君、ご苦労様だね。さて、久しぶりの柔らかな陽光。今日は爽やかに音楽を聴くぞい。そこで、シューベルトの交響曲第5番変ロ長調D . . . 本文を読む

ポゴレリチのチャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 アバド/ロンドン響と

2005年12月24日 05時57分25秒 | 協奏曲
伯父の四十九日の法要、そして納骨を済ませてきました。東予市の(いまは西条市に統合したが)の干拓地の、きっと地元の人々が江戸時代の干拓の頃から営んできたんだろう小さな墓地でありました。やはり、今日も寒い一日でした。さて、今日はチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23。イーヴォ・ポゴレリチのピアノ、クラウディオ・アバド指揮ロンドン交響楽団の演奏。1985年6月、ロンドンのワトフォード・タウ . . . 本文を読む

冬至に聴く「日本の四季」 ホリガー&イ・ムジチ合奏団

2005年12月23日 05時40分27秒 | 管弦楽曲
路面の凍結でスリップしたんでしょう、田んぼに突っ込んでいる車が何台か・・・・。12月の四国でのこの寒さは、近年ありませんでした。いやぁ、ホンマに寒い。気象庁によれば、20年ぶりの寒さですって?そういえば、今日は冬至であります。カボチャを喰ってゆず湯に入りました。ああ、日本人。こういう文化、慣習は大切にしなくちゃね。伝統文化を息子たちに伝えてゆくのも、オヤジの務めであります。カボチャなんてふだん美味 . . . 本文を読む

チャイコフスキーの交響曲第1番 「冬の日の幻想」 マゼール/ウィーン・フィル

2005年12月22日 06時04分17秒 | 交響曲
大寒波再来。昨晩など「嵐」と云いたくなるような強風。今日も暴風雪警報が出てます。チェーンを持っていないので、雪になると困るんです。伊予路の人々、特に海沿いの住人はチェーンなど殆ど使わないので持っていないです。いったん雪でも積もった日には(それも年間で殆どないんですが)、大変なのろのろ運転になります。さて、今日はどうなることやら、心配ではありますなぁ。この人にはこんな寒波、当たり前だったろうなぁ・・ . . . 本文を読む

バーンスタイン指揮 ベートーヴェン「自由の第九」

2005年12月21日 05時01分27秒 | 交響曲
ボクはふつうの日本人なので年末になると第九を聴きたくなります。逆に1月から11月までは第九をあまり聴きません。聴く気にならないと云った方がよいかも・・・・・?というわけで、今日もベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調「合唱」。年末恒例、第九のまとめ聴きであります。今日は、バーンスタインの「自由の第九」。「ベルリンの壁」開放を祝って、1989年12月25日に東ベルリンのシャウシュピール・ハウスで行われた . . . 本文を読む

モーツァルトのディベルティメント第17番ニ長調 K.334 シャンドール・ヴェーグの演奏で

2005年12月20日 03時14分12秒 | 管弦楽曲
世間のみなさんは、師走で多忙な日々でございましょう。かく言うボクも、連日の忙しさで悲鳴を上げております。今の仕事内容は一種の苦情処理、何でも屋でして、「この仕事は、取りあえずアイツに回しておけ」とされる時の、ボクは「アイツ」であります。ん~~、それで給料もボーナスも貰えているのだから文句は言いません。言いませんとも。このご時世ですしねぇ。でもね、職場の若い士たち、もう少し仕事してくれよなぁ。「あと . . . 本文を読む

マーラーの交響曲第1番「巨人」 ハイティンク/ベルリン・フィル

2005年12月19日 05時51分41秒 | 交響曲
大寒波!伊予路に12月の積雪!例年、瀬戸内側はそう積もったりはしないんですが、珍しいことでした。午前中は雪掃きをしておりました。道路も朝方は氷結していて大変でした・・・・。日中はよく晴れたので、全部溶けましたが、やれやれであります。さて、今日はマーラーの交響曲第1番ニ長調「巨人」。ベルナルド・ハイティンク指揮ベルリン・フィルの演奏。1987年4月、ベルリンのフィルハーモニー・ホールでのフィリップス . . . 本文を読む

「ムターのカルメン・ファンタジー」 ムター(Vn) レヴァイン/ウィーン・フィル

2005年12月18日 05時05分25秒 | 器楽曲
今日は、アンネ=ソフィー・ムターのヴァイオリン名曲集を。yuhotoさんのエントリーとの連動です。オケは、ジェームズ・レヴァイン指揮ウィーン・フィル。1992年11月、ウィーン、ムジークフェライン・ザールでの録音。DG盤。曲目は、まさに名曲。1.ツィゴイネルワイゼン(サラサーテ)2.伝説曲ト短調(ヴィエニャフスキ)3.ソナタ ト短調「悪魔のトリル」(タルティーニ)4.ツィガーヌ(ラヴェル)5.タイ . . . 本文を読む

カリンニコフの交響曲第1番ト短調 テオドール・クチャール/ウクライナ国立響

2005年12月17日 05時11分05秒 | 交響曲
ボクは日本人です。季節感のある音楽が好きです。そして、寒くなると聴きたくなる曲があります。今日のCDは、秋から冬枯れの季節、落葉から寒々とした風景が広がってゆく時期に聴きたくなる音楽であります。カリンニコフの交響曲第1番ト短調。この曲を初めて知ったのは、6年前のこと。仕事が猛烈に忙しく、プレッシャーもかかる仕事をいくつも抱えている頃でありました。出張した冬の日、松山の早川楽器で購入したもの。それま . . . 本文を読む