大雨の日に、高校生の吹奏楽を聴いてきました。

雨の日曜日でありました。
午前中はしとしと雨。「雨がしとしと日曜日♪」であります。（この歌は若い人には分からんだろうなぁ・・・・（^^ゞ）
午後からは大雨豪雨。いやはやよく降ります。

その中を，近くにある高校音楽部の演奏会に行ってきました。
吹奏楽の演奏会です。（←こちらです）
場所は西条市丹原文化会館。初めてのホールだったのですが、大ホールで900席程度の大きさ、座席はゆったりとして気持ちの良いところでした。

高校生はエエですねえ。元気いっぱいです。
そんなに巧くはないんです。ハッキリ言うと下手であります（笑）。はじめの音が不揃いでグシャグシャの曲もあります。ソロのところなど、音を外すんじゃないかと、ドキドキするくらい。
しかし、そんなことはどうでもよいくらい、音に元気があります。活気があります。
何より真剣！必死！汗いっぱい！
そういう音楽は，聴いていてホンマにエエのです。
高校生だから許してしまうという、こちらの甘さもありますが、いや、しかしあの真摯さは何物にも代えがたい，素晴らしい音楽への情熱を感じさせてくれました。

曲目にも色々工夫がしてあって、マーチングバンド、カラーガードあり、クラシックあり、ポピュラーあり。ダンスや和太鼓もあって、ふだん聴き慣れていない聴衆を飽きさせない努力をしておりました。しかも、その努力・工夫を楽しみながらやっているところがエエんですねえ。高校生がキャーキャー言いながらノリノリで演奏していました。

わが伊予路西条には、ナマの音楽に気楽に手近に接する機会が、そうそうあるわけではありません。日本のプロのオーケストラが１年に１度くらいは来てくれますが、もの珍しさも手伝ってチケットはすぐに売れてしまいますしねぇ・・・・（しかも高いし・・・（^^ゞ）。７月には県都松山にＮ響が来るんですが、さて、行けるかどうか・・・・結構チケットも高価ですし・・・・。

というわけで、ついついＣＤでクラシック音楽を聴くことになるんですが、やっぱりナマはエエですよねえ。
高校生の吹奏楽で、こちらも元気いっぱい。
下手なくせに感激。不思議な雨の日曜日の午後でありました。