お暑うございます。伊予路は梅雨明けのような猛暑が到来しました。
瀬戸内とはいえ、海岸線から少し離れた盆地のようなところに勤務しておりますので、いやはや昨日は暑かった・・・。
まだ暑さに身体が慣れていないので、これからの一週間はちょいとキツそうですねえ。
暑さに慣れてしまうとエエのですが、それまでが大変。
地球温暖化防止、節電協力といいつつ、ああボクはエアコンのスイッチを入れてしまいそうです。スンマセン。
さて、今日は「惑星」。真夏の夜空を見上げながら、気合いの入った演奏で楽しみます。
■ホルスト:「惑星」
■演奏:ウイリアム・スタインバーグ指揮ボストン響
■録音:1971年 DG盤
カラヤン/BPO、レヴァイン/CSOの録音が発売される以前に、DGの定盤だったもの(というか、このスタイバーグ盤しかなかったんじゃないか?)。
ボクが初めて買ったのは、LP時代、「グラモフォン・スペシャル」と称して1300円盤のLPだった。大変懐かしい演奏。
演奏はクールでシャープ、鋭利な刃物を思わせる、厳しく鋭い踏み込みをもった演奏であって、今の耳で聴いても、新鮮で爽快、峻厳。微温的なナマヌルイ演奏など、裸足で逃げ出してしまうだろう。実に強靱な演奏と思う。
「火星」などはその典型で、猛スピードで進んではあっという間に終わってしまうのだが、その迫力たるや全くすさまじい。
たぶん、カラヤン/BPOやショルティ/LPOの上を行く。
居合抜きの達人が、次から次へ、血しぶきを上げながら、ぶった斬っていく感じ。
それでいて「金星」になると、木管のやさしい響きと、ボストン響が誇る練り絹のような弦楽セクションが、柔らかく包み込むのだからたまらない。
管楽器の上手さは「水星」も変わらず。そして、「木星」がくる。
テンポは中庸で、オーケストラは壮大な音楽をつくってゆく。ホルン・トランペット、まあ巧いこと。アンサンブルも完璧。これは絶品としか言いようがない。歌わせるところでは十分に歌わせているし、それが聴き手に媚びていないというか、キリッと引き締まった歌になっていて、これはこれで実にカッコイイ表現と思う。
録音がまたすばらしいのです。
オリジナルス盤のCDになって、さらに音質向上しています。
特に左右高低の広がりが見事。弦楽の音もすばらしくきれいに録れていますから、ボストン響の特長を堪能できるんじゃないでしょうか。
名演奏・名録音と思います。
瀬戸内とはいえ、海岸線から少し離れた盆地のようなところに勤務しておりますので、いやはや昨日は暑かった・・・。
まだ暑さに身体が慣れていないので、これからの一週間はちょいとキツそうですねえ。
暑さに慣れてしまうとエエのですが、それまでが大変。
地球温暖化防止、節電協力といいつつ、ああボクはエアコンのスイッチを入れてしまいそうです。スンマセン。
さて、今日は「惑星」。真夏の夜空を見上げながら、気合いの入った演奏で楽しみます。
■ホルスト:「惑星」
■演奏:ウイリアム・スタインバーグ指揮ボストン響
■録音:1971年 DG盤
カラヤン/BPO、レヴァイン/CSOの録音が発売される以前に、DGの定盤だったもの(というか、このスタイバーグ盤しかなかったんじゃないか?)。
ボクが初めて買ったのは、LP時代、「グラモフォン・スペシャル」と称して1300円盤のLPだった。大変懐かしい演奏。
演奏はクールでシャープ、鋭利な刃物を思わせる、厳しく鋭い踏み込みをもった演奏であって、今の耳で聴いても、新鮮で爽快、峻厳。微温的なナマヌルイ演奏など、裸足で逃げ出してしまうだろう。実に強靱な演奏と思う。
「火星」などはその典型で、猛スピードで進んではあっという間に終わってしまうのだが、その迫力たるや全くすさまじい。
たぶん、カラヤン/BPOやショルティ/LPOの上を行く。
居合抜きの達人が、次から次へ、血しぶきを上げながら、ぶった斬っていく感じ。
それでいて「金星」になると、木管のやさしい響きと、ボストン響が誇る練り絹のような弦楽セクションが、柔らかく包み込むのだからたまらない。
管楽器の上手さは「水星」も変わらず。そして、「木星」がくる。
テンポは中庸で、オーケストラは壮大な音楽をつくってゆく。ホルン・トランペット、まあ巧いこと。アンサンブルも完璧。これは絶品としか言いようがない。歌わせるところでは十分に歌わせているし、それが聴き手に媚びていないというか、キリッと引き締まった歌になっていて、これはこれで実にカッコイイ表現と思う。
録音がまたすばらしいのです。
オリジナルス盤のCDになって、さらに音質向上しています。
特に左右高低の広がりが見事。弦楽の音もすばらしくきれいに録れていますから、ボストン響の特長を堪能できるんじゃないでしょうか。
名演奏・名録音と思います。
スタインバーグの「惑星」、あることは昔から知っていましたが、聴いたのはつい最近です。
予想を超えるすばらしい演奏で、参りました。
TBさせていただきます。
スタインバーグの「惑星」は廉価盤LP時代からよく聴いているのですが、CDになってさらに音が良くなっていますね。演奏は、キビキビとして迫力十分、素晴らしいと思います。
この指揮者とボストン響は相性が良かったんじゃないでしょうか。イイ演奏と思います。
スタインバーグ盤しかDGにはなかったと思います。ですから、いつもこの演奏だったんですね。
『惑星』のLPは1970年代から増えました。オーディオ・ブームと重なるんでしょうね。マーラーやブルックナーが日本でも売れ始めてゆくのと同時期だったと思います。DECCAには録音抜群のメータ盤があり、これが日本では随分売れたはずです。
それにしても、今聴いてもこの演奏の新鮮さは格別ですね。グイグイと音楽が進んでゆく迫力はたまりません。
購入しようと思い検索したら、CDによってカップリングが違うみたいですね。
ツァラトゥストラとのカップリングが興味あります。
ツァラトゥストラも名演らしいので。一つのCDで惑星とツァラトゥストラが聴けるのはお得ですね。
ブルックナーの4番・6番も是非お聞きになってください。
余談ですが、サージェントの惑星、本場ボールトよりいけますよ。