3月11日は天気が好いとの予報だった。
この日は岩手山など岩手県の山々の春姿を眺めようと思い、未明に家を出発、東に向かった。
県境の仙岩峠を抜けたら、夜が明けた。盛岡から先は、北に走り、
東北自動車道・西根インター付近から、お山眺めを始める。
最初、焼走り溶岩流から岩手山を眺めようと思い、溶岩流に向かったが、
残念。走り出したらすぐ道路が冬季通行止めになっていた。
焼走り溶岩流に向かう道路から望んだ岩手山
今回、溶岩流は諦め、
一本桜のある上坊(わんぼう)牧野に行くことにした。
参考マップ
岩手山の北麓、上坊(わんぼう)牧野から眺める岩手山はとても素晴らしい。
国内の火山風景では屈指どころか、最高傑作ではないかと私は秘かに思っている。
山頂部をジェット機が掠めていた。
一本桜を右や左に配してみる。
屏風尾根をアップで。
ここからは岩手山以外の山々も眺められる。
岩手山に較べたら、地味な風景だが、折角来たのだから、三ツ石山から時計回りに眺めてみる。
左、三ツ石山(1466m)。右、小畚山(1467m)。
八幡平から秋田駒にかけての山域には、とても平坦な地形が幾つかある。
そのひとつが、三ツ石山の右側付近だ。
三ツ石山(1466m)をアップで。
小畚山(1467m)。なお左の奥まった場所のピークは覘標(てんぴょう)ノ台。
源太ヶ岳(1545m)。左端に小畚山。
ここにも平らな地形が。
左、前諸桧岳(1481m)、中ほどに諸桧岳(1516m)。右奥の尖ってるのは畚岳(1578m)。
八幡平山頂方面を望むが、山頂は茶臼岳(1578m)のかげになり見えなかった。
左奥の尖ったのは畚岳(1578m)。左端に源太岩、真ん中辺に茶臼岳(1578m)。
茶臼岳(1578m)の右には、恵比須森(1496m)、大黒森(1446m)、屋棟岳(1397m)が連なる。
八幡平の前衛。左から屋棟岳(1397m)、西森山(1328m)、右端に前森山(1304m)。
北側、遠くに御月山(954m)、右が荒木田山(899m)。
かつてはもっと高く大きな成層火山だったろう。
北側、七時雨山(1060m)と右に西岳(1018m)。
以上。
「早春の岩手山・東、南麓編」に続く。
関東地方はソメイヨシノの開花宣言が出て、浮き足
立っています。桜前線は南から北上すると思うのは
大間違いです。この一本桜も突然開花するかも・・
今年の北東北は暖冬で、その後の季節の推移も早いので、
桜の開花も早まりそうです。
この一本桜ですが、このところ樹勢が衰え気味で花はあまり奇麗には咲かなくなったと聞きました。
がこの桜が咲く頃、スミレを探して岩手山麓に毎年のように出かけております。
たぶん今年も行くだろうと思っております。