(季節外れの話題続きで恐縮。
本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)
今年(2012年)の秋田の夏は異常猛暑、異常乾燥だったので、ちゃんと紅葉するものやら、少し心配していたが、
例年より十日から半月くらい遅れつつも高山から順に紅葉が始まり出した。
10月20日は老母との約束もあり、岩手県境にある栗駒山、須川高原を訪ねる。
近頃、この山の紅葉は『東北一』とも言われている。
去年はこうだった(詳細はこちら参照)
2011/10/09
が、今年はどうだろう。
2012/10/20
結論を言えば、2011年同様、素晴らしかった。
曇り日なので、紅葉の発色は今年の方がよかったかもしれない。
場所によっては、壮絶なまでに赤い紅葉風景になっていた。
今回は、去年とは、逆周りのルートでいきなり核心部の剣岳をめざす。
坂道を登っていくと、奥の方は紅葉しているようだ。
突然開けた道の両側には奇岩怪石が並ぶようになる。
マッターホルンか槍ヶ岳か。
手前から湯気が上がっているのが面白い。
地衣を纏った岩
その先に開けたのが二番目の風景だ。
そして・・・
ナナカマド紅葉とゆげ山向かいの無名峰。
昨年も同じことを言ったが、ゆげ山の紅葉は明治時代の錦絵のようだ。
再び無名峰の紅葉。
剣岳の全貌。
池塘と草紅葉。
ここではひとところでいろんなパターンの紅葉が見られる。なんか紅葉の玉手箱の中にでも居るようだ。
剣岳付近の紅葉を続ける。
このエリアの主役はナナカマド。
紅葉の要素たち。
ムシカリ(オオカメノキ)
葉色は、紅、橙、黄とバリエーションに富む。
ナナカマド
カエデの仲間
帰り道で見た風景。
名残ヶ原と栗駒山。
剣岳も振り返る(手前、ゆげ山)。
遠くの山並みは焼石岳。
名残惜しいが温泉へと下る。
少し下がったところにある須川湖の紅葉はまだ浅かった。
須川湖。向こうの山は秣岳。
以上。