熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

歩行者専用のはね橋「ブルーウイングもじ」、これも税金!

2012-09-01 13:17:31 | 日常の出来事・雑感
先日、九州に帰省しての帰り門司港に立ち寄った。
この一帯は「門司港レトロ」と銘打って、観光に力を入れており、門司港駅舎を始めとして、かって貿易港として栄えた当時に建てられた歴史的建造物や、それ以外にも観光目的で整備されたと思われる施設がある。

その施設の一つが「ブルーウイングもじ」と名付けられた日本で唯一の歩行者専用のはね橋。


一日6回、一時間おきに左右の橋がはね上がり、船だまりを利用する遊覧船が出入りする。
この間約20分、橋は通れなくなる。

 


1993年に港湾整備事業の一環として建設されたようだが、この橋、本当に必要なのか眺めていて疑問が湧いて来た。
対岸に行くには船だまりをぐるっと回っても高々500m程度、橋があった方が便利と言うのであれば、これほど大掛かりな物でなく、固定式横断陸橋で十分だと思う。
そうすれば建設費用ははるかに少なくて済んだだろうし、橋を跳ね上げている間の監視員2人も不要になる。


しかも平日とは言え、歩いている人はまばらだった。


橋の必要性を考えると、いくら観光施設としての思惑があったにせよ、少々過度ではないだろうか。
ここにも税金が使われているのかと思うと、やはり割り切れないものがある。
コメント
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